Panasonic WV-S4550L
H.265コーデック、スマートコーディング技術※1 を搭載
5メガピクセル 360°全方位ネットワークカメラ
- 5MP~
- H.265
- I/O
- PoE
- SDカード
- WDR
- デイナイト
- 屋外対応
- 耐衝撃
- 赤外線
- 音声
※1 : 被写体の動きが無い領域の圧縮率を上げ、被写体の動きに応じてリフレッシュ間隔およびフレームレートを最適化することにより大幅に帯域削減する技術。
※WV-SW458の後継機種です。
特長
新開発MOSセンサーを使い従来機種※2を上回る高解像度・高感度を実現
約5メガピクセル(2192×2192ピクセル)までの高解像度魚眼映像出力に対応。 新プラットフォーム採用で、最大30フレーム/秒の動画配信が可能。 (5メガピクセル、 H.265配信時)
※2 : 弊社モデル : WV(DG)-SF438/SW458と比較して
画質性能の向上
●赤外線照明搭載 : 照度0ルクス環境下で最大半径10m先まで撮影できます。
●フレームレート : 15fps(1.3メガピクセル)から30fps(5メガピクセル) に向上しました。
360° 多彩な配信モードで全方位を監視
高性能魚眼レンズを搭載し、1台のカメラで360°全方位を画面の周辺部までクリアに撮影。 また、カメラ側で歪み補正を施した多彩な撮像モード(パノラマ、ダブルパノラマ、4画PTZ、1画PTZ、4ストリーム(H.265/H.264))を搭載。
魚眼画像と補正画像の同時配信が可能なモードにも対応。
※撮影モード画像はイメージです。
IP66※3 準拠の高い防じん性と防水性、耐衝撃性を実現。除湿素子も搭載。
筐体にアルミダイカスト、ドームカバー部にポリカーボネート樹脂を採用することによって、50J(IEC60068-2-75)/IK10※4(IEC 62262)準拠の高い耐衝撃性を実現。また、防塵・防水性能 JIS C 0920 保護等級 IP66※3に準拠。 高い防水性を確保しており屋外設置が可能。本機にはカメラ内部を低湿度に保つための除湿素子を内蔵しています。
※3 IP66 : 粉塵などに対して「耐塵形(6)」、水に対して「暴噴流(6)への保護」がなされていることを示します。
※4 IK10 : 国際電気標準会議(IEC)で規定されている、耐衝撃性に関する規格で衝撃のランクを示します。
パナソニック独自のスマートコーディング技術※1 を搭載したH.265エンジンを使用し、低ビットレート高画質ストリームを実現
従来のH.264圧縮方式に加えてH.265圧縮方式での動作を可能にし、 スマートコーディング技術と組み合わせて、弊社従来モデルに比べ、データ量を最大50%削減できます。
パナソニック独自のインテリジェントオート(iA)機能により視認が厳しい環境での識別性を向上
シャッタースピード最適化と自動コントラスト調整で移動する人の識別性を向上します。
暗号通信、改ざん検知機能を搭載することでセキュア性を向上
●データやSDカード※5を持ち去られても漏洩をブロック(データの暗号化・改ざん検知)
カメラからの映像を暗号化・電子署名に対応。
●覗き見をシャットアウト(通信の暗号化)
認証機関発行の証明書を使用したSSL通信を実現。
※5 SDXC/SDHC/SDメモリーカードをSDメモリーカードと表記しています。
SDメモリーカードスロットを搭載
アラーム発生時やスケジュール設定、ウェブブラウザー画面からの手動操作で、SDメモリーカードにH.265/H.264動画またはJPEG画像を保存できます(ダウンロード可能)。
また、カメラ自身のFTP定期送信エラー時に、JPEG画像を保存したり、ネットワークディスクレコーダーとの通信異常時にJPEG、H.265/H.264(MP4ファイル)を保存します。
※詳しくは外部メディアサポート情報(PDF形式)をご参照ください。
機能拡張ソフトウェア オプション
i-VMD機能拡張ソフトウェア WV-SAE200Wにより機能アップ Type5
i-VMD機能拡張ソフトウェア WV-SAE200Wについて詳しくは、こちらをご参照ください。
機能拡張ソフトウェア WV-SAE303Wにより機能アップ
図解
仕様
基本 | ||
---|---|---|
電源※1 | DC12 V、PoE(IEEE802.3af 準拠) | |
消費電力※1 | WV-S4550L DC12 V: 910 mA/約10.9 W、 PoE DC 48 V: 240 mA/約11.5 W(クラス0機器) WV-S4150 DC12 V: 385 mA/約4.6 W、 PoE DC 48 V: 105 mA/約5.1 W(クラス2機器) |
|
使用環境 | WV-S4550L 使用温度範囲 :- 40 ℃ ~ +60 ℃ ※2(電源投入時 : -20 ℃ ~ +60 ℃) 使用湿度範囲 : 10 % ~ 100 %(結露しないこと) WV-S4150 使用温度範囲 : -10 ℃ ~ +50 ℃ 使用湿度範囲 : 10 % ~ 90 %(結露しないこと) |
|
保存環境 | 保存温度範囲 : -30 ℃ ~ +60 ℃ 保存湿度範囲 : 10 % ~ 95 %(結露しないこと) |
|
モニター出力※3 (調整用) |
VBS : 1.0 V[p-p]/75 Ω、コンポジット信号、φ3.5mmミニジャック NTSCもしくはPALモニター用出力可能(ソフトウェアから変更) |
|
アラーム入出力 | アラーム入力1/WV-S4550L白黒切換入力/自動時刻調整入力、アラーム入力2/アラーム出力、アラーム入力3/AUX出力 各1端子 | |
内蔵マイク | WV-S4150 無指向性エレクトレットコンデンサマイク |
|
オーディオ入力 | φ3.5 mmステレオミニジャック | |
マイク入力時 | 使用可能マイク : プラグインパワー方式(感度 : -48 dB±3 dB(0 dB=1 V/Pa、1 kHz)) 入力インピーダンス : 約2 kΩ 不平衡、 供給電圧 : 2.5 V±0.5 V |
|
ライン入力時 | 入力レベル : 約-10 dBV | |
オーディオ出力※3 | Φ3.5 mmステレオミニジャック(モノラル出力) 出力インピーダンス : 約600 Ω 不平衡、出力レベル : -20 dBV |
|
防水性※4 | WV-S4550L 防塵・防水性能 JIS C 0920 保護等級 IP66(IEC60529) |
|
耐衝撃性 | WV-S4550L 50J(IEC 60068-2-75/JIS C60068-2-75 準拠)/IK10(IEC 62262) ※断続的に振動が発生する場所への設置はできません。 |
|
寸法 | WV-S4550L ベース金具使用時 : [最大径] Φ164 mm[高さ]96.3 mm[ドーム径]35 mm アタッチメント金具のみで設置時 : [最大径]Φ154 mm[高さ]60.3 mm[ドーム径]35 mm WV-S4150 [最大径]Φ150 mm[高さ]50.5 mm |
|
質量 | WV-S4550L ベース金具使用時 : 約1.3 kg アタッチメント金具のみで設置時 : 約870 g WV-S4150 約390 g |
|
仕上げ | WV-S4550L 本体 : アルミダイカスト ライトグレー、外郭ねじ : ステンレス(耐食処理)、ドームカバー : ポリカーボネート樹脂 クリア WV-S4150 本体 :ABS樹脂 セイルホワイト |
|
その他 | WV-S4550L いたずら防止構造※5 |
|
カメラ部 | ||
撮像素子 | 約1/3型MOSセンサー | |
有効画素数 | 約680万画素 | |
走査面積 | 3.55 mm(H)×3.55 mm(V) | |
走査方式 | プログレッシブ | |
最低照度 (※換算値) |
カラー | 0.3 lx(F2.4、最長露光時間: OFF(1/30 s)、AGC: 11) 0.02 lx(F2.4、最長露光時間 : 最大16/30 s、AGC : 11)※ |
白黒 | WV-S4550L 0 lx(F2.4、最長露光時間: OFF(1/30 s)、AGC: 11、IR LED点灯時) 0.04 lx(F2.4、最長露光時間: OFF(1/30 s)、AGC: 11) 0.0025 lx(F2.4、最長露光時間: 最大16/30 s、AGC: 11)※ WV-S4150 0.2 lx(F2.4、最長露光時間: OFF(1/30 s)、AGC: 11) 0.013 lx(F2.4、最長露光時間: 最大16/30 s、AGC: 11)※ |
|
インテリジェントオート(iA) | On/Off | |
スーパーダイナミック | On/Off、0から31の範囲でレベル設定が可能 | |
ダイナミックレンジ | 108 dB typ. (スーパーダイナミック On、レベル31の時) | |
最大ゲイン(AGC) | 0から11の範囲でレベル設定が可能 | |
暗部補正 | 0から255の範囲でレベル設定が可能 | |
逆光/強光補正 | 逆光補正(BLC)/強光補正/Off 0から31の範囲でレベル設定が可能 (スーパーダイナミック、インテリジェントオートがOff時のみ) |
|
霧補正 | On/Off 0から8の範囲でレベル設定が可能 (インテリジェントオート、コントラスト自動調整がOff時のみ) |
|
光量制御モード | フリッカレス(50 Hz)/フリッカレス(60 Hz)/ELC | |
最長露光時間 | 最大1/10000 s、最大1/4000 s、最大1/2000 s、最大1/1000 s、最大1/500 s、最大1/250 s、最大1/120 s、最大2/120 s、最大3/120 s、最大1/100 s、最大2/100 s、最大1/30 s、最大2/30 s、最大4/30 s、最大6/30 s、最大10/30 s、最大16/30 s | |
カラー/白黒切換 | WV-S4550L Off/On(IR Light Off)/On(IR Light On)/Auto1(IR Light Off)/Auto2(IR Light On)/Auto3(SCC) WV-S4150 簡易白黒切換 :Off/Auto |
|
IR LED Light | WV-S4550L High/Middle/Low/Off 最長照射距離 : 10 m |
|
ホワイトバランス | ATW1/ATW2/AWC | |
デジタルノイズリダクション | 0から255の範囲でレベル設定が可能 | |
プライバシーゾーン | 有効/無効(ゾーン設定 最大8か所) | |
画面内文字表示 | On/Off 最大20文字(アルファベット、全角、数字、記号) | |
動作検知(VMD) | 有効/無効、4エリア設定可能 | |
取付角度調整 | +5 °、0 °、-5 ° | |
レンズ部 | ||
ズーム比 | x1 | |
デジタルズーム | x1、x2、x4の3段階から選択可能 | |
焦点距離(f) | 0.84 mm | |
最大口径比(F) | 1 : 2.4 | |
フォーカス範囲/絞り範囲 | 0.3 m ~ ∞/F2.4 固定 | |
画角 | 水平 : 186° 、 垂直 : 186° | |
ネットワーク部 | ||
ネットワーク | 10BASE-T/100BASE-TX、RJ45コネクター | |
画像解像度※6 H.265・H.264 JPEG(MJPEG) |
<天井><壁> ●魚眼(最大30fps) 2192×2192/1280×1280/640×640/320×320 ●4画PTZ(最大30fps) 1600×1200/1280×960/800×600/VGA/QVGA ●1画PTZ(最大30fps) 1600×1200/1280×960/800×600/VGA/QVGA |
|
<天井> ●ダブルパノラマ(最大30fps) 1920×1080/1280×720/640×360/320×180 ●魚眼+ダブルパノラマ(最大30fps) (魚眼)2192×2192/1280×1280/640×640/320×320 (ダブルパノラマ)1280×720/640×360/320×180 ●魚眼+4画PTZ(最大30fps) (魚眼)2192×2192/1280×1280/640×640/320×320 (4画PTZ)1280×960/800×600/VGA/QVGA ●4ストリーム (1画PTZ(4ストリーム))1280×960/800×600/VGA/QVGA(最大30fps) (4画PTZ)1600×1200/1280×960/800×600/VGA/QVGA(最大5fps) |
||
<壁> ●パノラマ(最大30fps) 1920×1080/1280×720/640×360/320×180 ●魚眼+パノラマ(最大30fps) (魚眼)2192×2192/1280×1280/640×640/320×320 (パノラマ)1280×720/640×360/320×180 |
||
画像圧縮方式※7 | H.265・H.264 | 配信モード : 固定ビットレート/可変ビットレート/フレームレート指定/ベストエフォート配信 フレームレート : 1 fps/3 fps/5 fps※/7.5 fps※/10 fps※/12 fps※/15 fps※/20 fps※/30 fps※ ※フレームレートは、「ビットレート」に制限されます。「※」付のフレームレートを設定した場合は、設定した値よりもフレームレートが低下することがあります。 1クライアントあたりのビットレート : 64 kbps/128 kbps※/256 kbps※/384 kbps※/512 kbps※/768 kbps※/1024 kbps※/1536 kbps※/2048 kbps※/3072 kbps※/4096 kbps※/6144 kbps※/8192 kbps※/10240 kbps※/12288 kbps※/14336 kbps※/16384 kbps※/20480 kbps※/24576 kbps※/-自由入力- ※ビットレートは、「解像度」によって設定可能な範囲が異なります。 画質 : ●固定ビットレート/フレームレート指定/ベストエフォート配信の場合 : 動き優先/標準/画質優先 ●可変ビットレートの場合 : 0最高画質/1高画質/2/3/4/5標準/6/7/8/9低画質 配信方式 : ユニキャスト/マルチキャスト |
JPEG(MJPEG) | 画質選択 : 0最高画質/1高画質/2/3/4/5標準/6/7/8/9低画質(0~9の10段階) 配信方式 : PULL/PUSH 画像更新速度 : 0.1 fps/0.2 fps/0.33 fps/0.5 fps/1 fps/2 fps/3 fps/5 fps/6 fps/10 fps/12 fps/15 fps/30 fps (JPEGとH.265/H.264同時動作時のJPEGフレームレートは制限あり) |
|
スマートコーディング | GOP(Group of pictures)制御 : On(Frame rate control)※/On(Advanced)※/On(Low)/On(Mid)/Off ※On(Frame rate control)、On(Advanced)は、H.265のみ対応 オートVIQS : On/Off |
|
音声圧縮方式 | G.726(ADPCM) : 16 kbps/32 kbps G.711 : 64 kbps AAC-LC※8 : 64 kbps/96 kbps/128 kbps |
|
配信量制御 | 制限なし/64 kbps/128 kbps/256 kbps/384 kbps/512 kbps/768 kbps/1024 kbps/2048 kbps/4096 kbps/6144 kbps/8192 kbps/10240 kbps/15360 kbps/20480 kbps/25600 kbps/30720 kbps/35840 kbps/40960 kbps/51200 kbps | |
対応プロトコル | IPv6 : TCP/IP、 UDP/IP、 HTTP、 HTTPS、 FTP、 SMTP、 DNS、 NTP、 SNMP、 DHCPv6、 RTP、 MLD、 ICMP、 ARP、 IEEE 802.1X、 DiffServ IPv4 : TCP/IP、 UDP/IP、 HTTP、 HTTPS、 RTSP、 RTP、 RTP/RTCP、 FTP、 SMTP、 DHCP、 DNS、 DDNS、 NTP、 SNMP、 UPnP、 IGMP、 ICMP、 ARP、 IEEE 802.1X、 DiffServ |
|
セキュリティ | ユーザー認証/ホスト認証/HTTPS※/動画ファイルの改ざん検出※ ※CA証明書がプリインストールされています。 |
|
最大接続数 | 14(カメラへ同時接続できるセッション数)※条件による | |
FTPクライアント | アラーム画像送信、FTP定期送信(FTP定期送信失敗時、SDメモリーカードにバックアップ可能) | |
マルチスクリーン | 同時に16台のカメラの画像を表示(自カメラ含む) | |
動作確認済み SDXC/SDHC/SDメモリーカード(別売り) ※9・※10 |
パナソニック株式会社製(業務用SDメモリーカード) SDXCメモリーカード : 64 GB、128 GB、256 GB SDHCメモリーカード : 4 GB、8 GB、16 GB、32 GB SDメモリーカード : 2 GB (miniSDカード、microSDカードは除く) |
|
携帯電話対応 | NTTドコモ、au(KDDI)、SoftBank JPEG画像表示、AUX制御(アクセスレベルによる) | |
携帯端末対応 | iPad/iPhone(iOS 4.2.1以降)、AndroidTM 端末 | |
対応OSとブラウザ | ||
対応OS | Microsoft® Windows® 10 (日本語版) Microsoft® Windows® 8.1 (日本語版) Microsoft® Windows® 8 (日本語版) Microsoft® Windows® 7 (日本語版) |
|
対応ブラウザー | Windows® Internet Explorer® 11 (32ビット 日本語版) Windows® Internet Explorer® 10 (32ビット 日本語版) Windows® Internet Explorer® 9 (32ビット 日本語版) Windows® Internet Explorer® 8 (32ビット 日本語版) |
※1 本機の電源に関する情報については、メーカーサイトを参照してください。
※2 常時IR LEDが点灯する環境でご使用になる場合は、-40℃~+50℃でご使用ください。
※3 オーディオ出力はモニター出力へ切り換え可能です。切り換え方法については付属CD-ROM内の「取扱説明書 操作・設定編」をお読みください。
※4 取扱説明書に従い設置工事が正しく行われ、かつ適切な防水処理が行われた場合のみ。
※5 設置完了後触ることができるねじが、通常のドライバーでは開閉できないような構造を持っているもの。
※6 H.265/H.264は各ストリームごとに選択可能。
※7 独立して2ストリームの配信設定が可能です。
※8 SDメモリーカードへの録音は、AAC-LC(Advanced Audio Coding – Low Complexity)のみ使用します。
※9 最新の動作確認済みSDメモリーカード情報などは、メーカーサイトを参照してください。
※10 スピードクラスClass10対応のSDメモリーカードの場合は、UHS-Ⅰ(Ultra High Speed-Ⅰ)対応のカードを使用してください。