工場・製造ライン向け監視カメラシステム

工場・製造ライン向け監視カメラシステムについて

工場や製造業界での防犯カメラのご相談は年々増える一方です。
その背景には、品質管理の強化や、現場作業の効率化など様々な課題があります。
工場・製造ライン向け監視カメラシステムを導入することによって、課題を解決できるだけではなく、多くのメリットが得られます。

こんなお悩みを解決します

品質管理の強化をしたい

製造ラインの生産過程の映像データを保存して、顧客への品質保証資料や事故発生時の証拠データとして活用できます。

工場等における監視カメラシステム

現場作業の効率化を図りたい

製造ラインの現場担当者の作業状況を録画して、作業者の動作や手順等を確認できます。
作業管理や勤怠管理、作業者の指導などに活用可能です。

工場等における作業効率化

事故防止等の安全対策をしたい

工場等において、接近検知を活用することで、車両と人との接触事故の発生や荷物搬入時のヒヤリハット等、危険を伴う作業の安全対策が可能です。

工場等における安全対策

複数ある工場を遠隔からまとめて監視したい

SK VMSで映像を統合管理することで、現場以外からの映像確認が可能です。
映像データの二次活用や管理の効率化につながります。

SKVMSを使った監視構成図
構成例

工場・製造ライン向け監視カメラシステムの導入事例

1.「食品工場」品質管理の強化

導入前の課題

乳製品製造パックの印字部分に製造日付が印字されるはずが、印字されない状態で出荷されるという現象が発生。
発生原因について判明することができなかったので、今後の対策として発生原因を究明できる仕組みづくりが必要となった。

具体的な活用方法

ライン全体撮影用(天井)と印字部分にカメラを設置し、印字状況を消費期限間中は録画保存。
印字ミスがあった場合、時間軸と照らし合わせて原因をチェックする。

「食品工場」品質管理の強化

2.「アルミサッシ製造工場」作業効率化

導入前の課題

樹脂サッシは自動ライン製造だが、窓枠組み立てセクションは作業員が組み立てる方式。
そこで組み立てラインにIPカメラを導入し、従業員の作業状況を把握し、作業の効率化に結び付けるために導入された。

具体的な活用方法

組み立てライン全体と従業員の手元を撮影。従業員の導線把握と作業内容のチェックする。

「アルミサッシ製造工場」作業効率化

3.「印刷工場」品質管理の強化

導入前の課題

製品カタログなど小冊子印刷ラインで現場作業員のミスにより、誤って別のカタログの素材を製造ラインに配置してしまうというミスが多く発生。
印刷オペレーションの強化と生産物チェック体制の再構築が必要となった。

具体的な活用方法

ライン全体撮影用(天井)とカタログが組み込まれる箇所にカメラを設置し、正しい素材が組み込まれているか録画保存。
ミスが発生した場合、時間軸と照らし合わせて原因をチェックする。

「印刷工場」品質管理の強化

システム構成例

製造ラインシステム図

推奨ネットワークカメラ

AXIS製 Q1615-LE Mk III

AXIS Q1615-LE Mk III

AXIS製 Q1615-LE Mk III ネットワークカメラは、市街地監視、交通機関、工業環境に最適で、コスト効率良く設置でき、高度なセキュリティ機能を提供します。
深層学習処理装置 (DLPU) を内蔵しているため、並外れた画質と強力な処理能力を兼ね備えています。

製品のポイント

  • 使用環境は、-40℃~60℃
  • フレームレートは、1080pで最大100/120フレーム/秒
  • 屋外対応 / IK10、IP66、IP67規格に準拠
  • Lightfinder、WDR、Zipstream機能搭載

AXIS製 M1135-E Mk II

AXIS M1135-E Mk II

AXIS製 M1135-E Mk IIは、工場、銀行、図書館、オフィスビルなど、広範な映像監視用途に適した、安価ではあるがプロフェッショナル向け固定カメラです。屋内および屋外で使用できます。

製品のポイント

  • フレームレートは、すべての解像度で最大25/30フレーム/秒
  • WDR – フォレンジックキャプチャー
  • Zipstreamテクノロジー
  • 10~28 V DC電源またはPoEで電源供給
  • 屋外対応 / IK10、IP66およびNEMA 4X規格に準拠

なぜ?AXISのカメラを利用するのか?

AXISの研究開発とネットワークカメラ専用チップ

ネットワークカメラ専用チップ

収益の13%を研究開発費へ投入*
従業員の約1/3である300人以上が研究開発に従事*
ネットワークビデオに最適化されたカスタムチップARTPECを自社で独自開発
低ノイズ・高感度にも優れた性能を発揮(ARTPEC-4)

画像配信能力の比較

ビットレート A社 AXIS(P1375など)
制限なし(30fps指定) 1クライアントまででアクセス停止 ビットレートに関係なく20クライアントまで
固定ビットレート8192kbps 1クライアントまででアクセス停止
固定ビットレート4096kbps 4クライアントまででアクセス停止
固定ビットレート3072kbps 5クライアントまででアクセス停止
Motion JPEG配信 H.264配信を有効にすると Motion JPEG配信は5fpsに固定 A社のような制限なし

AXISの製品は、H.264画像を複数のクライアントに対して余裕で配信できる

複数のクライアントに対して余裕で配信

インターレース方式とプログレッシブ方式

インターレース方式とプログレッシブ方式

プログレッシブ方式では、走査線を左上から順番に連続して取り込み、フレームが完成。AXISカメラはプログレッシブ方式です。

AXISの製品は、H.264画像を複数のクライアントに対して余裕で配信できる

ライン監視用途の場合、プログレッシブ方式が最適

ライン監視用途の場合、プログレッシブ方式が最適です。

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