ネットワークカメラ用
映像データ圧縮・長期間録画システム-とは
ネットワークカメラ用映像データ圧縮システムは、ネットワークカメラの映像ストリーム(HD、フルHD、4K等 最大30fps)をリアルタイムで高画質のまま約1/5~1/20まで圧縮することができます。(近日発売予定)
これにより録画映像を保存するストレージや、映像配信の回線について、コスト・負荷を軽減します。
最新のH.264またはH.265圧縮エンジンを搭載したネットワークカメラ動画でさえ、当社の高圧縮技術エンジンで高画質のまま長期間録画・リアルタイム配信が可能です。長期間録画が必要な金融機関やデータセンター、製造ラインの監視に最適です。
なぜ映像データ圧縮が必要なのか?
従来は低画質・低フレームだったため、回線帯域の容量も軽いものでしたが、現在は高画質・高フレームとユーザーの要望が変化しました。そのためデータ容量も比例して増大し、 大容量のHDDが必要になり、システム全体を圧迫する問題が多くなりました。
当社の映像データ圧縮システムを使用すると、回線帯域やHDD容量を10分の1に削減し、システム全体の負荷を軽減することができます。
ネットワークカメラ用映像データ圧縮システム
3つの特長
-
特長1 高画質を維持、映像データサイズを約1/10に圧縮
回線帯域を軽減し、高画質高フレーム映像のままで、長期間の録画が可能です。
※圧縮率はカメラメーカーや撮影対象により、約1/5~1/20程度変動します。 -
特長2 リアルタイム圧縮・配信
リアルタイムに圧縮・配信処理することにより、すぐにモニタリング映像の閲覧や録画が可能です。
-
特長3 H.264またはH.265形式のRTSPストリーミングに対応
圧縮後の映像ファイル形式が、H.264のままである為、従来の録画装置(NVRやVMS製品)や映像解析システムと連携が可能
※高画質で約1/10圧縮しているにも関わらず、映像解析が可能
利用シーン
- リアルタイム講義配信
- 講義収録型配信
- 音楽コンサート配信
- 手術映像配信(医療・教育・研究関連)
- お天気カメラ(定点観測カメラ)など
サンプル動画(圧縮後)
ネットワークカメラ用
映像データ圧縮システムの構成図と圧縮例
IPカメラのフルHD解像度ビデオストリーム、約7Mbpsの映像を複数同時に高圧縮します。 例えば1920×1080でのフルHD映像、約7Mbpsのデータを700Kbpsのストリームに圧縮します。これによりHDDの録画使用量を約1/10に圧縮します。