人数カウントカメラとは
人数カウントカメラは、カメラの映像から人の数を自動的にカウントするカメラです。
主に、商業施設や公共施設などの来場者数の把握や、工場などの生産ラインにおける作業者の人数管理などに使用されています。
最近では、ホテルや旅館など大浴場の混み具合いを客室のモニターから見られる混雑状況システムとの連携が多いです。
※SC8131 人数カウントカメラの販売は終了しました。
現在取り扱いの人数カウントカメラは【SC9133-RTL】です。
特長
- ステレオカメラ(双眼)による98%の高い認識率
- 3Dモデルで重なりによるカウント漏れを抑止
- 人の身長を計測し、人物以外の誤カウントを抑止
- 個体識別により、重複カウントがされない
- 映像内であればUターンをしても重複カウントされない
- サーバレスでカメラ単体で人数カウントが可能
- カウントデータ取得するためのAPI完備
カメラとPoEハブ間はLANケーブルで接続します。カメラ本体の電源はPoEハブから供給されます。
※1 :精度はメーカでの試験環境での数値となり、設置条件により変動します。
カウント精度が98%
本製品には、ステレオカウントカメラ(双眼)とVIVOTEK社の3D Depth Technologyを採用しており、最高98%の高精度カウントが提供可能です。
重なりによるカウント漏れや人物以外(物・動物)の誤カウントを抑止するので、正しく人を認識してカウントできます。人間の目と同様、双眼レンズにより対象物の遠近を正確に把握できます。影や反射による影響もありません。
正確な人数カウント機能
人数カウントシステムに特化したカメラです。カメラにプログラムを組み込んだり、サーバプログラムを利用する必要は全くありません。 カメラに接続し内蔵するソフトウェアを設定するだけで人数カウントシステムを利用することができます。人間の目と同様、双眼レンズにより対象物の遠近を正確に把握できるため、従来のシステムと比較して高精度な人数カウントを実現します。
レポート出力
- カウントデータはカメラにブラウザでアクセスする事で、時間単位・日単位で表示する事ができます。
- カメラ側に設定を行う事で、HTTP, FTP, E-MAILでレポート自動的に送信する設定も可能です。
- 独自アプリケーションを開発される場合にはHTTPでアクセスする事でCSV、XML、JSON形式にてデータ取得が可能です。
- VIVOTEKサイトからダウンロードできる無料の管理ソフト「VAST」を使用する事で、より高度なグラフ表示・分析を行う事が可能です。
3Dマップ
検知した奥行きから3Dマップを作成します。 また、人の身長も測定する事が可能です。Uターン時の二重カウントの抑止
映像上で識別された人物は、個体識別されてトラッキングされるため、映像内に表示されている間はカウントライン付近をうろついても、カウントダウン、カウントアップされません。お問い合わせ、デモ機貸出のお申し込みはこちら
実績
-
- ホテル・旅館
- ・感染症対策による大浴場や食堂の共用スペースの人数制限
・混雑状況をモニターなどでリアルタイムで把握
・空いている時をお客様が把握でき、ストレスを軽減
-
- イベント会場
- ・混雑状況を把握し、適切なレイアウトや人員配置を行う
・イベント会場の入退場者数を計測
・会場内の人数制限を守り、安全な観戦環境を整える
お問い合わせ、デモ機貸出のお申し込みはこちら
活用事例
-
- 商業施設・小売
- ・来客数のカウント
・人が集まる導線に適切なレイアウトや配置をして売上をあげたい
・リアルタイムデータ(時間・日単位)をレポートで出力報告
・レポートの自動送信も可能
-
- その他システム連携
- ・自社システムと連携したい
・独自アプリケーション開発にて、CSV、XML、JSON形式のデータ取得も可能
お問い合わせ、デモ機貸出のお申し込みはこちら
製品情報
ネットワークカメラ VIVOTEK SC8131【販売終了】
VIVOTEKのSC8131は、VIVOTEK社の3D Depth Technologyとビデオ監視機能を備えたステレオカウントカメラ(双眼)で、精密なトラッキングビデオと最高98%の高精度カウントを提供します。
店舗レイアウトの改善、プロモーション評価、スタッフ計画、サービス時間の制御に適用される人数計算、流路追跡などのデータ情報を生成し、経営者が効果的に経営判断を下しROI(投資利益率)を向上させる重要な指標を提供します。
※SC8131人数カウントカメラの販売は終了しました。現在取り扱いの人数カウントカメラは【SC9133-RTL】です。
仕様
システム情報 | CPU | Multimedia SoC (System-on-Chip) |
---|---|---|
Flash | 256 MB | |
RAM | 512 MB | |
カメラ | イメージセンサー | 1/3″プログレッシブCMOSセンサー |
最大フレームレート | 15 fps @ 2560×960 | |
オンボード·ストレージ | MicroSD/SDHC カードスロット | |
ビデオ | 圧縮方式 | H.264 & MJPEG |
最大ストリーム | 3同時ストリーム | |
レポート形式 | JSON/XML/CSV | |
一般 | コネクタ | RJ-45ネットワーク/PoE DI/DO コネクターUSB 2.0 (給電機能のみ使用可能。データ伝送不可。※) ※USB端子は現時点では使用することができません。将来の拡張用となります。 MicroSDスロット |
LEDインジケータ | システム電源およびステータスインジケータ | |
電源入力 | IEEE 802.3af PoE Class 3 | |
消費電力 | PoE:最大 12.95 W USB:最大 300 mA | |
外形寸法 | 160 (D) x 70 (W) x 38 (H) mm | |
重量 | 396 g | |
安全性認定 | CE, LVD, FCC Class B, VCCI, C-Tick, UL | |
使用温度 | 起動時:0℃~40℃ 稼働時:-10℃~40℃ | |
保証 | 36ヶ月 |
Q&A
-
Q:カウントデータはどこに保存されますか?
- A:カウントデータは、SC8131カメラ内部のフラッシュメモリに保存されます。
-
Q:カウントデータはどのぐらい保存されますか?
- A:1つのルールでカメラ内部に1.5~3か月間データを保存されます。
-
Q:カウントデータの取得単位を教えてください。
- A:カメラの表・グラフ機能で下記の単位で取得・表示可能です。
カメラでの表、グラフ表示
10分、30分、1時間
エクスポート・API利用でのデータ取得
1分、5分、15分、30分、1時間、12時間、24時間
- A:カメラの表・グラフ機能で下記の単位で取得・表示可能です。
-
Q:カメラ本体以外に必要なものがありますか?
- A:PoEHUB、閲覧するパソコン、LANケーブル配線工事などが必要になります。
-
Q:床面からどれくらいの高さに設置したらよいですか?
- A:床面から2.2m~3.6mの高さ設置してください。その際、水平機を利用するなどして床面と水平に設置してください。
-
Q:暗い場所で人数カウントはできますか?
- A:設置箇所の明るさは20ルクス以上が必要です。
-
Q:カウント精度を向上させるにはどうしたらよいですか?
- A:一番重要なことはカメラの取り付け時に水平器を使用して、水平に取り付けることです。
次に環境にあわせて、カメラ側の設定を調整することで、カウント精度が高まります。
詳細は下記のファイルをご確認ください。
SC8131カウント精度向上方法 PDF[633KB]
- A:一番重要なことはカメラの取り付け時に水平器を使用して、水平に取り付けることです。
-
Q:CGIを利用したカウントデータの取得はできますか?
- A:できます。詳細は以下のページをご確認ください。
人数カウントカメラVIVOTEK SC8131のデータ取得用CGIのご紹介
- A:できます。詳細は以下のページをご確認ください。