<概要>

SK VMS+AI画像認識連動システムは、当社のネットワークカメラ管理システム「SK VMS 」にAI画像認識機能を組み込んだシステムです。SK VMSのSDK を利用してSK VMSの機能と画面をカスタマイズし、SK VMSとAIを連携させます。 「SK VMS+AI画像認識連動システム」を使用することで、ネットワークカメラの映像管理システム(映像閲覧、録画、検索など)とAI画像認識がシームレスに連動し、解析結果をリアルタイムに表現することができます。

<特長>

  1. 様々な行動を解析 暴力、転倒など人の行動を解析します。
  2. 解析結果の表示 AIで解析した結果は、SK VMSの画面右側に画像で表示されます。
  3. 複数のAI機能の同時利用 ひとつのカメラに対し、複数のAI解析機能を設定することができます。
  4. SK VMSのイベントルールと連動 SK VMSのイベントルール の機能を使うと、AIで暴力行為などを検知したときに、通知表示や音声再生などの機能を作動させることができます。 例:暴力行為を検知したときに、該当カメラの映像を表示する。

<AI解析 機能一覧>

  1. 侵入検知:指定した領域に侵入した人物を検知します。
  2. 徘徊検知:指定した領域に、指定した時間よりも長く滞在した人を検知します。(1~180秒の間で秒数指定が可能)
  3. 置き去り検知:指定した領域に物が置かれると検知します。
  4. 持ち去り検知:指定した領域から物が無くなると検知します。
  5. ラインクロス検知:設定された線を越えて移動した人物を検知します。
  6. 暴力検知:殴る、蹴るなどの暴力行為を検知します。
  7. 転倒検知:地面に倒れた人を検知します。また、車椅子やベッドから床に落ちた人も検知します。

<SK VMS+AI連携画面>

通常のSK VMSの画面(AI連携なし)

通常のSK VMSの画面(AI連携なし)

カスタマイズしたSK VMSの画面(AI連携あり)

カスタマイズしたSK VMSの画面(AI連携あり)

  1. SK VMSの画面右側でオブジェクトタブを使えるようになります。 オブジェクトタブにはAIの解析結果が画像で表示されます。
  2. 設定した領域やラインが映像上に表示されます。 また、人などが検出されると四角い枠が表示されます。
  3. AIの解析結果が存在する時間帯は、タイムライン上にオレンジ色で表示されます。

<連携動画>

侵入検知

設定した領域内に入った人を検知し、通知を表示します。

徘徊検知

設定した領域内に、指定した時間より長く滞在した人を検知し、通知を表示します。

置き去り検知

検知領域内に物が置かれたことを検知し、通知を表示します。

持ち去り検知

検知領域内から物が持ち去られたことを検知し、通知を表示します。

ラインクロス検知

扉の前に検知ラインを引いています。ラインを越えた人物を検知し、通知を表示します。

暴力検知

暴力行為を検知し、通知を表示します。

転倒検知

床に倒れた人物を検知し、通知を表示します。

ピンぼけ検知

カメラのピンぼけを検知し、ブックマークを登録します。

心拍異常検知

スマートウォッチから心拍データを取得し、異常値が検出されると通知を表示します。 仕様、デザイン、機能などの情報は、予告なく変更される場合があります。

<機器構成例>

機器構成例

<動作環境>

CPU: Intel i7 core. 8700K以上 RAM: DDR4 16GB GPU: GeForce RTX 2060 ディスプレイ: NX536 DVI-D to VGA converter OS: Microsoft Windows 10 (64bit) SK VMSバージョン: 4系 上記設定では16ch×4機能=64機能を同時にサポート 現在はWindowsプラットフォームのみ

<推奨設定(カメラ)>

解像度:1080p以上 フレームレート:15fps以上 設置高度:2.2m以上 仕様、デザイン、機能などの情報は、予告なく変更される場合があります。

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