モーション検知機能

防犯カメラや監視カメラを設置する際に「何かが起きたときだけ録画したい」という方におすすめなのが、ネットワークカメラのモーション検知機能です。メーカーによっては動体検知機能と呼ばれることもあります。

モーション検知(動体検知)機能とは

その名の通り、カメラで撮影された映像の中にモーション(動き)があったことを検知する機能です。ネットワークカメラはカメラ内にコンピュータ(CPU)を持っているため、カメラ内でモーション検知処理を行える機種も多くございます。

例)AXIS、VIVOTEKなど

モーション検知機能を備えた録画ソフトもございます。ソフト側にモーション検知の機能があるメリットとしては、カメラ側の機能に依存せず、 検知機能のないカメラやアナログカメラでもモーション検知ができます。

例)SK VMS(映像管理システム) モーション検知 設定画面

SK VMSモーション検知

モーション検知機能の仕組み

映像は複数の静止画像からできています。複数の静止画像を連続して再生することで、パラパラ漫画のように動いて見せることができます。その静止画像を比べ、差分が大きいときはモーション(動き)があったとするのがモーション検知です。

例:入口カメラにモーション検知を設定した場合

静止画像で比べているのはデータ量の場合が多いです。データ量は以下のようになります。

データ量:動きのない映像<動きのある映像

前後の静止画像を比較して、データ量が大きく変化した=モーション(動き)があったとカメラ内で判別しています。

モーション検知の活用方法

ネットワークカメラはカメラ内でモーション検知を行い、その結果を様々な機器に反映可能です。例えば内蔵のSDカードやネットワークビデオレコーダー(NVR) への録画開始や、管理センターへメールでのアラート通知、構成によってはモーション検知時にスピーカーから音声を鳴らす、パトランプを点灯させることも可能です。

モーション検知のあと、NVRの録画やメール通知、スピーカーから音声を流したりパトランプを点灯することも可能です。

モーション検知録画のメリット

カメラでモーションを検知したときのみSDカードやNVRへ録画をする、モーション検知録画には以下のメリットがあります。

1.録画容量の節約

映像内でモーション(動き)を検知したときだけ録画を行うため、録画容量の節約が可能です。HDD購入の費用を抑えることができます。

2.見返しが簡単

24時間録画などを行っている場合は、目的のシーンを探すのに時間がかかりますが、モーションを検知したときのみ録画を行えば録画映像の見返しも楽になります。最近のNVRや録画ソフトでは24時間録画をしつつ、モーション検知を行い、モーション(動き)があった時間のみをピックアップして再生できる製品もあります。

例)SK VMSスマートモーション検索

モーション検知録画のデメリット

便利なモーション検知録画ですがデメリットもあります。

1.肝心のシーンを取り逃す可能性もある

モーション検知録画はカメラがモーション(動き)を検知してから、前後数秒~数分を録画する製品が多くなっております。設定時間によっては肝心なシーンを取り逃してしまう可能性もございます。また設定、明るさによってはモーション検知がうまく働かない可能性も0ではございません。

2.誤検知を起こす可能性がある

モーション検知は映像内にモーション(動き)があれば反応するため、誤検知を起こすこともございます。例えば、屋外で利用する場合は、木の葉の揺れや、風で飛ばされたゴミ、猫やカラスなどにも反応します。屋内でも日差しの入り方が変わるとモーション検知が作動する場合もございます。映像内の人の動きのみを検知したいなどの場合は、より高度なAI画像認識の利用を推奨いたします。

例)SK VMS+AI画像認識連動システム