AI車両ナンバー認識エンジンを活用した各種ソリューション構築サービスをご用意しております。下記に開発事例を紹介させていただきます。
マルチテナント物流施設向けソリューション 開発事例
本システムは、車両ナンバー認識エンジンを活用して、マルチテナント物流施設向けに開発した事例です。
テナントは地域住民への配慮で、交通騒音、排気ガスを削減すべく、施設から出庫する車両数を制限するシステムを開発しました。
システム概要は、施設利用のテナント別に大型車両、小型車両の1時間毎1日毎の出庫車両数を設定し、超過した際には車両を待機させることによる制御を行っています。車両管制システムは車両ナンバーをカメラで認識し、タッチパネルで行先テナントと紐づけ、出庫数の制御及びテナントへの入庫通知等を行っています。
- ゲート機や信号機と連携し、車両の入庫、出庫をコントロールできます。
- テナント単位に行先、車両情報、入庫時刻、出庫時刻、滞在時間を記録します。
- 車両が入庫ゲート通過した時には、訪問先に自動通知をすることができます。
- 特定の車両を登録するとゲートフリーで運用することができます。
- テナントをグループ化して管理することができます。
- システム機器は防塵、防滴、塩害対策仕様なので港湾での運用も可能です。
車両管制システム概要図
入庫ゲートイメージ
入庫車両はタッチパネルで、行先テナントを選択、大型・小型等の車種情報、自ナンバー確認をするとゲートが開きます。タッチパネルは日本語、英語、中国語に対応してます。入庫車両情報は防災センター、行先テナントに通知されます。
入庫ゲートパネル
「行先選択」+「車種選択」+「ナンバー確認」でゲートが開きます。
出庫ゲートイメージ
ナンバー認識された出庫車両は入庫情報と自動照会後にゲートが開きます。出庫制限がある場合には信号表示が切り替わり、表示パネルに指示メッセージを表示し、スピーカーから指示音声が流れます。出庫制限中はゲートが開かず、警備員の指示に従い待機場へ移動します。