AXIS Q2101-TE

大規模な遠隔温度監視

  • 〜1MP
  • PoE
  • 屋外対応
  • I/O
  • パン・チルト
  • 音声
  • SDカード
  • サーマル
  • H.265
  • 耐衝撃
エントリーモデル

※2024年10月16日時点の情報です。
仕様などの情報は、予告なく変更される場合があります。

AXIS Q2101-TE
AXIS Q2101-TE
AXIS Q2101-TE
AXIS Q2101-TE

サーマルカメラについて、ブログでも詳しく紹介しております。
サーマルカメラについて

概要

  • 温度測定ガードツアー機能
  • 早期火災検知分析機能
  • スポット温度測定
  • 内蔵のサイバーセキュリティ機能
  • エッジツーエッジテクノロジーのサポート

特長

この堅牢なサーマルカメラは温度の遠隔監視や温度ベースのイベントのトリガーに使用でき、大規模な事業所の警備に最適です。 早期火災検知分析機能と内蔵型サイバーセキュリティ機能を備えています。

温度を把握

1台のカメラで広範な温度を遠隔監視するAXIS Q2101-TEは、自動と手動のいずれの方法にも対応しています。 最低温度と最高温度、また温度の急激な変化など、いくつかのトリガータイプを使用して-40°C ~ 350°C (-40°F ~ 660°F) の温度を監視できます。 この堅牢なカメラを別売のポジショニングユニットに取り付けると、360°の完全な視野を提供します。 その場合、10か所の多角形検知エリアで最大256件のプリセットをサポートする温度測定ガードツアーを実行することも可能です。 スポット温度測定が視覚的な補助の役割を果たすことで、ユーザーは特定の領域の正確な温度を確認できます。 さらに、温度メタデータを活用すると統計やフォローアップ、プロセス分析を実行可能です。

火災の初期兆候を検出

AXIS Q2101-TEには最新のAxisシステムオンチップ (SoC)、ARTPEC 8が搭載されており、強力な分析機能を提供します。 また早期火災検知分析機能がプリインストールされており、トリガーを設定して、火災の初期兆候や過熱の可能性について警告を受け取ることができます。 分析にスマートフィルタリングを活用すると、通行する作業車両が出す温かい排気ガスなど、関連性の乏しい高温の物体を無視して誤検知を減らすことができます。

信頼性の高い製品 – 堅牢かつ安全

このサーマルカメラはIK10、NEMA 4X定格で信頼性が高く、重要な資産の監視に最適です。 また、不正アクセスを防ぎ、システムを保護するたサイバーセキュリティ機能が組み込まれています。 たとえば、Axis Edge VaultによりAxisの装置IDが保護され、ネットワーク上のAxis製品の認証が簡素化されます。 FIPS 140-2 level 2認定のトラステッドプラットフォームモジュール (TPM) も内蔵しています。 堅牢なカメラに電子動体ブレ補正 (EIS) が搭載されており、振動のあるシーンや現場でもスムーズな映像を撮影します。 また、4つのI/Oポートとエッジツーエッジテクノロジーをサポートしており、ネットワークスピーカーを接続して音声アラームを有効にすることが可能です。

※注
0 ~ 120°Cの範囲で +/- 5°Cの精度。 その他の温度範囲については、データシートをご参照ください。

可視性に頼らず温度ベースで検知

サーマルカメラが検知と検証のシナリオで信頼性あるツールとなる理由をご確認ください。

図解

Q2101-TE

仕様

カメラ イメージセンサー 非冷却マイクロボロメーター 384×288ピクセル、ピクセルサイズ17 μm。
スペクトル範囲: 8~14 μm
レンズ アサーマル
7 mm
水平視野角: 55°、F1.18
最短フォーカス距離: 1.3m
13 mm
水平視野角: 28°、F1.0
最短フォーカス距離: 4 m
19 mm
水平視野角: 19.4°、F1.23
最短フォーカス距離: 8.5 m
感度 NETD 40 mK @25C、F1.0
パン/チルト 最大256個のプリセットポジションを備えたサーモメトリッガードツアー (ポジショニングユニット別売り)
温度測定 物体の温度範囲 -40°C~350°C
温度精度 120°C未満: 精度±5°C
120°C以上: 精度±15%
検知範囲 監視対象の大きさは、384×288ピクセルで10×10ピクセル以上をカバーすることを推奨します。
一般 スポット温度計
1プリセットあたり最大10個のポリゴン温度検知エリア (ポジショニングユニット別売り)
システムオンチップ (SoC) モデル ARTPEC-8
メモリー RAM 2,048 MB、フラッシュ8,192 MB
コンピューティング機能 深層学習処理ユニット (DLPU)
ビデオ ビデオ圧縮 H.264 (MPEG-4 Part 10/AVC) Baseline Profile、Main Profile、High Profile
H.265 (MPEG-H Part 2/HEVC) Main Profile
Motion JPEG
解像度 センサーは384×288。最大768×576まで画像を拡大可能
フレームレート モデルに応じて最大8.3または30フレーム/秒
ビデオストリーミング 最大20の固有に設定可能なビデオストリームa
Axis Zipstreamテクノロジー (H.264、H.265)
フレームレートおよび帯域幅の制御
VBR/ABR/MBR H.264/H.265
ビデオストリーミングインジケーター
画像設定 コントラスト、輝度、シャープネス、ローカルコントラスト、露出エリア、圧縮、回転: 0°、90°、180°、270°(コリドールフォーマットを含む)、ミラーリング、オーバーレイ (テキスト/画像)、ポリゴンプライバシーマスク、電子動体ブレ補正、マルチカラーパレット
画像処理 Axis Zipstreamテクノロジー
音声 音声機能 AGC (自動ゲインコントロール)
ネットワークスピーカーペアリング
Spectrum Visualizerb
音声ストリーミング 設定可能な通信方式:
双方向 (半二重、全二重)
音声入力 10バンドグラフィックイコライザー
外部アンバランス型マイクロフォン入力、5 Vマイク電源 (オプション)
デジタル入力、12 Vリングパワー (オプション)
アンバランス型ライン入力
音声出力 ネットワークスピーカーペアリング経由の出力
ライン出力
音声エンコーディング 24bit LPCM、AAC-LC 8/16/32/44.1/48 kHz、G.711 PCM
8 kHz、G.726 ADPCM 8 kHz、Opus 8/16/48 kHz
ビットレート設定可
ネットワーク ネットワークプロトコル IPv4、IPv6 USGv6、ICMPv4/ICMPv6、HTTP、HTTPSc、HTTP/2、TLSc、QoS Layer 3 DiffServ、FTP、SFTP、CIFS/SMB、SMTP、mDNS (Bonjour)、UPnP®、SNMPv1/v2c/v3 (MIB-II)、DNS/DNSv6、DDNS、NTP、NTS、RTSP、RTP、SRTP、TCP、UDP、IGMPv1/v2/v3、RTCP、ICMP、DHCPv4/v6、SSH、LLDP、CDP、MQTT v3.1.1、Syslog、リンクローカルアドレス (設定不要)
システムインテグレーション アプリケーションプログラミングインターフェース VAPIX®、AXIS Camera Application Platform (ACAP) など、ソフトウェア統合のためのオープンAPI (仕様についてはaxis.com/developer-communityを参照)。ACAPには、Native SDKとComputer Vision SDKが含まれています。
ワンクリッククラウド接続
ONVIF® Profile G、ONVIF® Profile M、ONVIF® Profile S、ONVIF® Profile T (仕様についてはonvif.orgを参照)
ビデオ管理システム AXIS Companion、AXIS Camera Station、Axisアプリケーション開発パートナー製のビデオ管理ソフトウェア(axis.com/vmsで入手可能) に対応
画面上コントロール 電子動体ブレ補正
ビデオストリーミングインジケーター
プライバシーマスク
メディアクリップ
ヒーター
イベント条件 用途: 早期火災検知
音声: 音声検知、音声クリップ再生
装置ステータス: 動作温度範囲を上回った時、動作温度範囲外、動作温度範囲を下回った時、動作温度範囲内、IPアドレスの削除、新しいIPアドレス、ネットワーク接続断絶、システムの準備完了、リングパワー過電流保護、ライブストリーム有効、ケーシング開放
デジタル音声入力ステータス
エッジストレージ: 録画中、ストレージの中断、ストレージの健全性に関する問題を検知
I/O: デジタル入力、手動トリガー、仮想入力
MQTT: サブスクライブ
スケジュール、繰り返し: スケジュール
ビデオ: 平均ビットレート低下、いたずら、温度検知
イベントアクション 音声クリップ: 再生、停止
I/O: I/Oを1回トグル、ルールがアクティブな間にI/Oをトグル
MQTT: パブリッシュ
通知: HTTP、HTTPS、TCP、電子メール
オーバーレイテキスト
録画またはアップロード目的でのプリ/ポストアラームビデオまたは画像のバッファリング
録画: SDカード、ネットワーク共有
SNMPトラップ: 送信、ルールがアクティブな間に送信
ステータスLED: 点滅
画像またはビデオクリップのアップロード: FTP、SFTP、HTTP、HTTPS、ネットワーク共有、電子メール
設置支援機能内蔵 ピクセルカウンター、レベルグリッド
分析機能 アプリケーション 含まれるもの:
AXIS Video Motion Detection、AXIS Motion Guard、AXIS Fence Guard、AXIS Loitering Guard、早期火災検知、いたずら警告、音声検知
対応:
AXIS Perimeter Defender
AXIS Camera Application Platformに対応する、サードパーティ製アプリケーションをインストール可能axis.com/acapを参照
認証規格 製品のマーキング CSA、UL/cUL、UKCA、CE、KC、VCCI、RCM
サプライチェーン TAA準拠
EMC CISPR 35、CISPR 32 Class A、EN 50121-4、EN 55032 Class A、EN 55035、EN 61000-3-2、EN 61000-3-3、EN 61000-6-1、EN 61000-6-2、IEC 62236-4
オーストラリア/ニュージーランド
RCM AS/NZS CISPR 32 Class A
カナダ: ICES-3(A)/NMB-3(A)
日本: VCCI Class A
韓国: KS C 9835、KS C 9832 Class A
米国: FCC Part 15 Subpart B Class A
鉄道: IEC 62236-4
安全性 CAN/CSA C22.2 No. 62368-1 ed. 3、IEC/EN/UL 62368-1 ed. 3
環境 IEC 60068-2-1、IEC 60068-2-2、IEC 60068-2-6、IEC 60068-2-14、IEC 60068-2-27、IEC 60068-2-78、
IEC/EN 60529 IP66/IP67、IEC/EN 62262 IK10d、ISO 21207 Method B 、MIL-STD-810H (Method 501.7、502.7、505.7、506.6、507.6、509.7、510.7、512.6、514.8、516.8、521.4)、NEMA 250 Type 4X、NEMA TS 2 (2.2.7-2.2.9)
ネットワーク NIST SP500-267
サイバーセキュリティ エッジセキュリティ ソフトウェア:署名付きファームウェア、総当たり攻撃による遅延からの保護、ダイジェスト認証、パスワード保護、AES-XTS-Plain64 256bit SDカード暗号化

ハードウェア:セキュアブート、Axis Edge VaultによるAxisデバイスIDの保管、署名付きビデオ、セキュアキーストア(暗号化操作と鍵のCC EAL4+、FIPS 140-2レベル2認定ハードウェア保護)

ネットワークセキュリティ IEEE 802.1X (EAP-TLS)c、IEEE 802.1AR、HTTPS/HSTSc、TLSv1.2/v1.3c、Network Time Security (NTS)、X.509証明書PKI、IPアドレスフィルタリング
ドキュメント AXIS OS強化ガイド
Axis脆弱性管理ポリシー
Axisセキュリティ開発モデル
AXIS OSソフトウェア部品表 (SBOM)
ドキュメントをダウンロードするには、axis.com/support/cybersecurity/resourcesにアクセスしてください。
Axisのサイバーセキュリティのサポートの詳細については、axis.com/cybersecurityにアクセスしてください。
一般 ケーシング IP66/IP67、NEMA 4X、IK10規格準拠 (d)
アルミニウム
カラー: 白NCS S 1002-B
再塗装の手順については、製品のサポートページを参照してください。保証への影響については、axis.com/warranty-implication-when-repaintingにアクセスしてください。
電力 Power over Ethernet (PoE) IEEE 802.3af/802.3at Type 2Class 4
通常4.6 W、最大25.5 W
8~28 V DC、通常4.1 W、最大25.5 W
コネクター ネットワーク: RJ45 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T PoE
I/O: 状態監視あり (×2) および状態監視なし (×2) 設定可能入力/デジタル出力用のターミナルブロック (12 V DC出力、最大負荷50 mA)
音声: 3.5 mmマイクロフォン/ライン入力、3.5 mmライン出力
シリアル通信: RS485/RS422用ターミナルブロック (2極2個、全二重)
電源: DC入力、ターミナルブロック
ストレージ microSD/microSDHC/microSDXCカードに対応
NAS (network-attached storage) への録画
推奨されるSDカードとNASについては、axis.comを参照
動作条件 温度監視-40°C~50°C
NEMA TS 2 (2.2.7) に基づく最高温度: 74°C
湿度: 10~100% RH (結露可)
保管条件 -40°C~65°C
湿度5~95% RH (結露不可)
外形寸法 404 x 159 x 150 mm
有効投影面積 (EPA): 0.05 m2
重量 3.3 kg
パッケージ内容 カメラ、インストールガイド、TORX® T30ビット、TORX®
T20ドライバー、ターミナルブロックコネクター、コネクターガード、ケーブルガスケット、所有者認証キー
オプションアクセサリー AXIS T99A12 Positioning Unit、AXIS TQ1003-E Wall Mount
その他のアクセサリーについては、axis.com/products/axisq2101-te#accessoriesにアクセスしてください。
システムツール AXIS Site Designer、AXIS Device Manager、プロダクトセレクター、アクセサリーセレクター、レンズカリキュレーターaxis.comで入手可能
言語 英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、簡体字中国語、日本語、韓国語、ポルトガル語、ポーランド語、繁体字中国語
保証 5年保証については、axis.com/warrantyを参照
輸出管理 本製品は輸出管理規則の対象であり、お客様は適用される国内および国際の輸出または再輸出管理規則をすべて遵守する必要があります。
製品番号 axis.com/products/axis-q2101-te#part-numbersで入手可能
サステナビリティ 物質管理 PVC不使用、BFR/CFR不使用 (JEDEC/ECA標準JS709に準拠)
RoHS (EU RoHS指令2011/65/EUおよびEN 63000:2018) に準拠
REACH (EC) No 1907/2006に準拠。
素材 再生可能な炭素系プラスチックの含有率: 18% (再生プラスチック: 5%、バイオ系: 13%)
OECDガイドラインに従って紛争鉱物について検査済み
Axisの持続可能性の詳細については、axis.com/about-axis/sustainabilityにアクセスしてください。
環境責任 axis.com/environmental-responsibility
Axis CommunicationsはUN Global Compactの署名企業です(詳細についてはunglobalcompact.orgを参照)
a. ユーザーエクスペリエンス、ネットワーク帯域幅、ストレージ使用率を最適化するために、カメラまたはチャンネルごとに固有のビデオストリームは最大3つまでをお勧めします。内蔵のストリーム再利用機能により、マルチキャストまたはユニキャスト転送方式を使用して、ネットワーク内の多くのビデオクライアントに一意のビデオストリームを提供できます。
b. ACAPで利用可能な機能
c. 本製品には、OpenSSL Toolkitで使用するためにOpenSSL Project(openssl.org) によって開発されたソフトウェアとEric Young(eay@cryptsoft.com) によって開発された暗号化ソフトウェアが含まれています。
d. フロントウィンドウを除く

 

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