MOBOTIX Active Recording
本日は4月予告の通り、MOBOTIXのカメラに搭載されているActiveRecording機能についてご紹介したいと思います。
弊社製品を含め、通常ネットワークカメラの録画装置では録画装置側からカメラに接続して、録画を行うのが一般的です。
しかし、MOBOTIXはカメラ内部に録画プログラムを持っていてカメラ自身が能動的に録画を行う事ができます。このユニークな機能がMOBOTIX Active Recordingです。
MOBOTIXActiveRecordingを使用することで、カメラとファイルサーバがあれば、録画システムが構築可能です。ある意味、弊社のような録画装置の開発・販売を行うベンダー殺しの罪な機能なのです。
MOBOTIXのカメラでは以下に示す、ストレージに録画可能です。
- NFS File Server:Linux/UnixなどのNSFファイルシステム
- CIFS File Server:Windowsファイルサーバ(Sambaも可)
- USB スティック:カメラのUSBに接続した、USBメモリ
- External USB Harddisk:カメラのUSBに接続した外付けHDD
- SD:カメラ内蔵のSDカード
最近のネットワークカメラではSDカードスロット搭載しカメラ内部に録画可能なカメラは
増えてきましたが、外部のファイルサーバ(NFS/CIFS)に録画可能なカメラはMOBOTIX以外になかなか見つける事ができません。
(ほとんどのネットーワークカメラにはFTPで画像を転送する機能がありますが、
こちらは画像を送りっぱなしで、その後の上書きや削除などの管理は録画
装置側で別途プログラムを準備して行う必要があります。)
私が把握している限りで、この機能は4年前の2006年にはすでに
MOBOTIXカメラに実装されていました。今もって色あせない先進的な機能です。
さらにこの録画機能とカメラのイベント(モーション検知&内蔵パッシブセンサー)
を組み合わせる事により、
- イベント時のみ高フレームで録画を行う。
- イベント発生時のみ高解像で録画を行う。
といった高度な設定も可能です。
MOBOTIX Active Recordingがあればすべて解決かというと、そういうわけではありません、弊社の販売している録画装置(ICS、NVR)ではMOBOTIXカメラ以外のカメラも接続することができ、混在できるなどの利点があります。
弊社では様々な製品の取り扱いがありますが、
お客様のニーズ・利用方法にあった、最適なシステムをご提案
したいと常日頃から思っています。
ネットワークカメラ導入のご相談など、是非、お気軽にお問い合わせ下さい。