長期サポートによる監視カメラシステムの安定性と安全性の確保

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監視カメラシステム —

NVRProのOSで利用しているUbuntuでは、リリース戦略としてLTSモデルを使用しています。
(LTS=Long Term Support、長期サポート)

「Ubuntu二つのリリース」

UbuntuではLTS版と通常版の二つのリリースがあります。UbuntuのLTS版は2年毎にリリースされ、リリース後、最大5年間のサポートが提供されます。

  • 通常版(ActiveTrack):9カ月間のサポート
  • 長期サポート版(LTS):2年毎にリリースされ、5年間のサポート

通常版では、最新技術を積極にて取り込むのに対して、LTS版では安定性を重視しセキュリティパッチなどが提供されます。このように、最新技術は通常版に取り込み、安定性を向上させLTS版に取り込むというサイクルとなっており、安定性と最新技術に対応しています。
当社のNVRProはUbuntu 長期サポート版を採用しています。

「Axisネットワークカメラ」にも採用

LTSリリース戦略が2年前からAxisネットワークカメラにも採用され、安定したネットワークカメラシステムが構築できます。(弊社でも長年IPカメラを取り扱っていますが、新ファームでのトラブルで、解決まで苦労した経験から、LTSの導入はとても助かります)

Ubuntu LTS版ではリリース間隔(2年間隔)サポート期間(5年以上)と期限を明確することで、利用者も移行の計画を立てやすく、スムーズな移行・世代交代を実現しているのが、広く復旧している要因の一つだと思います。LTSのように2年毎のリリースと日時を固定するのは、電車やバスのダイヤに似ていますね、乗り遅れたら次のバスを待つしかないので、世界中の開発者の作業を同期させるのにも役立っているのかもしれませんね、

図1:AxisファームウェアのLTSリリースロードマップ
AxisファームウェアのLTSリリースロードマップ

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