Hanwha Vision(ハンファ ヴィジョン)社とは?駐車場誘導カメラなど人気製品をご紹介
システム・ケイでは、多くのカメラメーカーを取り扱っています。
今回はHanwha Vision社についてご紹介いたします。
Hanwha Vision(ハンファヴィジョン)社とは?
Hanwha Vision社は、1991年に監視カメラを初めて発売してから約30年間にわたって世界市場を牽引してきました。
革新的なシステムオンチップ(Soc)、光学、画像解析技術などの自社開発、自社製造を行い、製品の安定供給を続けています。映像監視事業の専門性を高め、最先端のエッジAI解析ソリューションを強みのひとつとして業界をリードしている、世界大手のセキュリティ会社です。
Hanwha Vision カメラ製品紹介
PシリーズAIカメラ
PシリーズのAIカメラは、最先端の技術で設計されたプレミアムカメラで、エッジベースのAIテクノロジーを搭載しています。ディープラーニングベースのPシリーズは人や車両に対してのみイベントアラームを生成し、誤検知を削減し効率的な運用を実現します。
また、4Kカメラの高精細映像を基に分析しメタデータのみを送信するため、大量の情報伝送を必要とせず、サーバーおよびネットワークの負荷を軽減することができます。
PシリーズAIカメラの特長
- 最大4Kの解像度
- AIに基づくインテリジェント分析
-オブジェクトの検出と分類
(人、顔、車両、ナンバープレート)
-属性、ベストショット
(分類された物体のベストな静止画を最大4K解像度で出力可能) - 顔マスク検知可能
- 外部デバイスとの連携によるアラート出力
- エッジAIのため、解析サーバー不要
- AI機能は無償提供
(機能ごとに別途ライセンス購入不要) - 複数のAI機能を同時に実行可能
(一部制限あり)
PNO-A9081R:バレット型4Kネットワークカメラ
PND-A9081RV:ドーム型4Kネットワークカメラ
PNV-A9081R:ドーム型4K耐衝撃ネットワークカメラ
駐車誘導カメラ TNF-9010
AIベースの車両検出機能と1,200万ピクセルの画像をキャプチャする機能が組み込まれており、1台のカメラ設置で最大16台の駐車誘導を行うことが可能です。
天井にセンサー埋没などの工事が不要、サーバーレスで検知・分析し、1台で2色のLED表示を行うことで、満空の位置が分かります。また、複数台を等間隔で設置することで近くの空きスペースが分かるため、駐車までの時間短縮にもつながります。
LEDは7色展開となっており、電気自動車、高齢者専用、VIPなど色分けで駐車スペースの区分が可能です。また、お客様の使用環境に応じて空車の区分を変更することも可能です。(例:ピンクは従業員専用スペースの空車、など)
多くの車両が行き来する駐車場では、誘導員や警備員が車両誘導を行うことも多いですが、駐車場の空き状況を運転手がすぐに把握できるため、駐車場管理に係るコストの削減にもつながります。
駐車誘導カメラ TNF-9010の特長
- 360°モニタリング、オンボードデワーピング(魚眼レンズ補正)
- AIに基づく駐車検知と分析、最大16台まで駐車可否を判断
- 7色のLEDで駐車場内の満空状況に活用
- デフォーカス、モーション検知、カメラ妨害検知
- VMS(ビデオ管理ソフトウェア)使用時はライブ表示と同時にマップ表示やデジタルサイネージへの投影可能
まとめ
- Hanwha Vision社のカメラはAI機能が優れています。
- 学習時間、ランニングコスト不要ですぐにご利用いただけます。
- カメラ内で映像分析を行うため、シンプルな構成でサーバーやネットワークの負荷削減、時間効率の向上に繋がります。
- 他社に見られない駐車誘導カメラは、効率的に駐車場管理を行うことが可能です。
ご紹介した製品以外にもまだまだ多くのカメラを取り扱っていますので、AIカメラ活用をご検討されている方は是非、お気軽にご連絡ください!