防犯カメラの映像のプライバシーを守る AXIS Live Privacy Shield
近年、防犯カメラが増えるなかで、映像に映る人のプライバシーが問題となっています。防犯カメラには、プライバシーを守るため、プライバシーマスクといった機能があります。本記事では、プライバシーマスクとAXIS Live Privacy Shield(アクシスライブプライバシーシールド)の特長についてご紹介します。
プライバシーマスクとは?
プライバシーマスクには静的と動的がある
プライバシーマスク機能には、静的と動的の2種類あります。
静的プライバシーマスクは、一定のパターンや設定に基づいて映さない範囲を塗りつぶして覆います。カメラが固定で設置されていて、建造物など動かない部分を覆うときに適しています。AXISのカメラ製品には標準機能でついています。
動的プライバシーマスクは、リアルタイムで人や顔を認識し、映像の変化に対応し自動的にぼかす処理をします。AXIS Live Privacy Shieldは動的になります。
AXIS Live Privacy Shield(アクシスライブプライバシーシールド)の特長
顔・人、車のナンバープレート、背景をぼかせる
AXIS Live Privacy Shieldは、AI技術を活用して、防犯カメラの映像に映る人や顔を自動でぼかし、プライバシーを守るアプリケーションです。車のナンバープレートや機密とされるエリアの背景をぼかすことも可能です。
ライブプライバシーシールドの比較画像(左から通常時/モザイク/シルエット)
複数のマスク設定が可能
録画映像も対応
ライブ映像だけではなく、録画された映像にもリアルタイムでぼかすことができます。さらに、追加のサーバーを必要とせず、既存のカメラに簡単に追加できるのでカメラの追加費用もかかりません。
また、ビデオ監視の使用が制限されている場所 でも、このアプリケーションを使用することでプライバシーを守ることができます。
AXIS Live Privacy Shieldの活用事例
介護施設や老人ホームでの利用
病院などの医療機関での利用
学校や保育園での利用
店舗での利用
まとめ
- プライバシーマスク機能とは、カメラ内に映る人物などをぼかし、プライバシーを守る機能です。
- AXIS Live Privacy Shieldは、ライブ・録画映像に映る人や車のナンバープレートなどをリアルタイムに認識し、自動でぼかす機能です。
- AXIS Live Privacy Shieldは、プライバシーを守りつつ、セキュリティやマーケティングを行うことができます。
以上、AXIS Live Privacy Shieldについてご紹介しました。対応製品はこちらをご参照ください。
AXIS Live Privacy Shield対応製品 | Axis Communications
他にもプライバシーを守る方法として、サーマルカメラやレーダーなどもあります。よろしければこちらも合わせてご覧ください。
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■サーマルカメラについて
■監視カメラとの活用で誤報を低減 AXIS D2110-VEセキュリティレーダー
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