光や小動物、虫の誤報を抑え、より正確な動体検知が可能なAXIS新製品「D2050-VE」(ネットワーク レーダー ディテクター)
こんにちは!システム・ケイのマルちゃんです。
今回は、最近販売開始されたAXIS製ネットワークレーダーディテクター「D2050-VE」について紹介いたします。
D2050-VEについて
マルちゃんはこの製品の事は、昨年末から気にしてました。
何故って言うと、レーダーの照射範囲が最大50mで画角が120°という広い画角範囲をカバー可能な性能面です。
また、PTZカメラとの連携機能である、AXIS Radar Autotracking for PTZ
を利用する事で、自動物体追跡が可能となり、不審者や不審車両など照射範囲内であればどこまでも追跡を行う事ができる点です。
今回は、この辺の機能についてじっくり説明してゆきますね。
D2050-VEの機能について
「正確性と24時間365日の堅牢性」
まず、この製品の特長としてその正確性があげられます。しばしば誤検知を引き起こす原因といわれている、 動く影や光線、小動物や昆虫などに対して敏感には反応しません。 最大50 mの範囲で120°の水平検知領域をカバーし、移動する物体の移動角度、大きさ、速度の情報、正確な位置情報についても提供するため、距離によるフィルタリングが可能です。
したがって、得られる情報はただ正確性なだけではなく付加価値のある情報も提供できます。
AXIS D2050-VEは堅牢でもあります。 破壊行為からの保護性能を持ち、-40°C~60°Cの屋外環境で稼働するように設計されています。
「誤報が少なくなる = 監視コストが低くなる」
正確な検知に加え、AXIS D2050-VEの検知はコスト効率に優れています。 誤報がないため、不要なコストが少なくなるほか、セキュリティ担当者は本当の脅威に集中できます。ほかにも、AXIS D2050-VEはコストの節減に役立ちます。
たとえば、何かを検知したときに照明をトリガーできるため、夜に施設の照明をつけておく必要はありません。
また、PoEにより、1本のケーブルですばやく容易に設置できます。
「すぐに適応」
AXIS D2050-VEは、Axisカメラソリューションを補完するのに最適です。 侵入者を検知したときのアラームをトリガーにするほか、録画についてもトリガーにて可能です。さらに、AXIS D2050-VEは、Axis Camera Station、Axis Device Management、パートナー製ビデオ管理システムにすばやく簡単に統合できます。 また、オープンプラットフォームに基づいているため、他のシステムとも簡単に統合が可能です。
「AXIS Radar Autotracking for PTZによる連携機能」
AXIS Radar Autotracking for PTZは、カメラの視野が最適になるように1台または複数のパン/チルト/ズームカメラの方向とズームレベルを自動的に制御するように設計されています。
このアプリケーションはAxisネットワークレーダーディテクターからの動作データを使用して、画面上で対象の物体を見つけます。
そして検知した人物や物体の正確な座標を、AXIS Q60、AXIS Q61、AXIS Q86、AXIS Q87ネットワークカメラに直接送信できるため、カメラは手操作なしで自動的に物体にズームインできます。
そのため、カメラのPTZ (パン/チルト/ズーム) をマウスやジョイスティックなど手動で操作する必要は最小限になります。
「製品の受賞歴」
AXIS D2050-VEは、下記に上げる数々の受賞歴があります。
まとめ
- 最大50 mの範囲で120°の水平検知領域をカバーし、移動する物体の移動角度、大きさ、速度の情報、正確な位置情報について提供可能
- 誤検知を引き起こす原因といわれている、 動く影や光線、小動物や昆虫などに対して敏感には反応しない為、正確性が高い
- PTZカメラとの連携機能である、Radar Autotracking for PTZを利用する事で、自動物体追跡が可能
D2050-VE
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