AXIS F9114-R Mk II メインユニット

AIベースの4チャンネルのユニットで高振動環境にも対応

  • 2MP(フルHD)
  • PoE
  • I/O
  • 音声
  • SDカード
  • H.265
ミドルモデル

※2025年04月25日時点の情報です。
仕様などの情報は、予告なく変更される場合があります。

AXIS F9114-R Mk II メインユニット
AXIS F9114-R Mk II メインユニット
AXIS F9114-R Mk II メインユニット

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概要

  • 12/15フレーム/秒で、最大4Kの4チャンネルメインユニット
  • 柔軟で堅牢な設計とFAKRAコネクター
  • 強力な分析機能をサポート
  • 制御されたシャットダウンを備えたイグニッションコントロール機能
  • Axis Edge Vaultによる内蔵サイバーセキュリティ

特長

この堅牢な4チャンネルのメインユニットは、高振動環境に最適です。AI駆動で、エッジでのディープラーニングに基づく高度な分析機能をサポートします。Axis Edge Vaultは、デバイスを保護するハードウェアベースのサイバーセキュリティプラットフォームを提供します。

フレキシブル&すぐれた費用対効果

このメインユニットは、1チャンネルあたり12/15フレーム/秒で、最大4Kのチャンネルを4つ提供します。複数のセンサーユニットから選択できるため、ニーズに応じて最大4つの異なるセンサーユニットを同時に組み合わせることができます。また、このメインユニットにより、従来のカメラソリューションと比較して総所有コストを削減することができます。たとえば、ビデオ管理ソフトウェア (VMS) ライセンスは4つではなく、1つのみ必要となります。さらに、H.264/H.265対応のZipstreamにより、帯域幅とストレージの要件が大幅に低減されます。また、ストレージプロファイルを有効にすると、VMSに関係なくビデオストレージに最適なレベルのZipstreamを利用できます。

貴重な洞察を得る

ディープラーニング処理ユニット (DLPU) を搭載しているこのAI駆動のメインユニットにより、高度な機能と強力な分析機能をエッジで実行できます。たとえば、プリインストールされているAXIS Object Analyticsで、人物や車種を検知、分類、追跡、計数することができます。また、このDLPUは有用なメタデータを提供するため、このメタデータを活用して、ライブビデオや録画ビデオのフォレンジック検索を効率的に行うことができます。AXIS Sensor Metrics Dashboardがプリインストールされているため、内蔵の加速度計センサー、Modbusの外部センサー、GPSデバイスなど、接続されたデバイスから情報を収集することができます。さらに、このメインユニットには、将来の用途に備えてUSBポートが内蔵されています。

貴重な洞察を得る

センサー データ収集用にプリインストールされた AXIS Sensor Metrics Dashboard は、データを本体の SD カードに直接保存します。

徹底的な保護

堅牢な設計のこの4チャンネルのメインユニットは、衝撃や振動への耐性が高いため、振動の多い環境に最適です。FAKRAコネクターはケーブルとの緊密な接続を提供し、耐久性の高い設置を実現します。ハードウェアベースのサイバーセキュリティプラットフォームのAxis Edge Vaultが搭載されており、デバイスを保護し、不正アクセスから機密情報を守ります。また、FIPS 140-2レベル2認証済みの安全な暗号化キーストレージと動作を提供します。さらに、緊急車両やバスに設置すると、制御されたシャットダウンを備えたイグニッションコントロール機能により、車両のバッテリーの消耗を抑制することができます。

徹底的な保護

AXIS F9114-R Mk II Main Unitの堅牢な設計は、産業用アプリケーションなどの高振動環境に適しています。

図解

AXIS F9114-R Mk II Main Unit

AXIS F9114-R Mk II Main Unit

仕様

システムオンチップ (SoC) モデル ARTPEC-8
メモリー 4096 MB RAM、8192 MBフラッシュ
コンピューティング機能 深層学習処理ユニット (DLPU)
ビデオ ビデオ圧縮 H.264 (MPEG-4 Part 10/AVC) Baseline、Main、High Profile
H.265 (MPEG-H Part 2/HEVC) メインプロファイル
Motion JPEG
解像度 最大3840×2160 8MP
最大2592×1944 5MP
最大1920×1080 HDTV 2MP
フレームレート すべての解像度で最大60/50フレーム/秒 (60/50Hz)
ビデオストリーミング 個別に設定可能なマルチストリーム (H.264、H.265、Motion JPG)
Axis Zipstreamテクノロジー (H.264 / H.265)
フレームレートおよび帯域幅の制御
VBR/ABR/MBR H.264/H.265
低遅延モード
ビデオストリーミングインジケーター
S/N比 55 dB超
画像設定 コントラスト、輝度、シャープネス、ホワイトバランス、トーンマッピング、露出モード、露出エリア、圧縮、回転:0°、90°、180°、270° (コリドールフォーマット、ミラーリング、ダイナミックテキスト/画像オーバーレイ、プライバシーマスクを含む)、ポリゴンプライバシーマスク
音声 音声ストリーミング 設定可能な通信方式:
1方向 (単方向)
音声入力 外部アンバランス型マイク用入力 x 2
デジタル入力、12 Vリングパワー (オプション)
アンバランス型ライン入力
音声エンコーディング 24bit LPCM、AAC-LC 8/16/32/48 kHz、G.711 PCM 8 kHz、G.726 ADPCM 8 kHz、Opus 8/16/48 kHz
設定可能なビットレート
ネットワーク ネットワークプロトコル IPv4、IPv6 USGv6、ICMPv4/ICMPv6、HTTP、HTTPS、HTTP/2、TLS3、QoS Layer 3 DiffServ、FTP、SFTP、CIFS/SMB、SMTP、mDNS (Bonjour)、UPnP®、SNMP v1/v2c/v3 (MIB-II)、DNS/DNSv6、DDNS、NTP、NTS、RTSP、RTP、SRTP/RTSPS、TCP、UDP、IGMPv1/v2/v3、RTCP、ICMP、DHCPv4/v6、ARP、SSH、LLDP、CDP、MQTT v3.1.1、Secure syslog (RFC3164/5424、UDP/TCP/TLS)、リンクローカルアドレス(設定不要)
システムインテグレーション アプリケーションプログラミングインターフェース VAPIX®、メタデータ、AXIS Camera Application Platform (ACAP) など、ソフトウェア統合のためのオープンAPI (仕様についてはaxis.com/developercommunityを参照)ACAPには、Native SDKとComputer Vision SDKが含まれています。
ワンクリックによるクラウド接続
ONVIF® Profile G、ONVIF® Profile M、ONVIF® Profile S、ONVIF® Profile T(仕様についてはonvif.orgを参照)
ビデオ管理システム AXIS Camera Station Edge
AXIS Camera Station Pro
AXIS Camera Station 5
およびaxis.com/vmsで入手可能なAxisパートナー製ビデオ管理ソフトウェアに対応
画面上コントロール プライバシーマスク
イベント条件 アプリケーション層
音声:音声検知
装置状態:動作温度範囲を上回ったとき/下回ったとき/範囲内、IPアドレスブロック、IPアドレスの削除、ライブストリーム有効、ネットワーク接続断絶、新しいIPアドレス、システムの準備完了、リングパワー過電流保護、衝撃検知時
デジタル音声:デジタル信号にAxisメタデータが含まれている、デジタル信号のサンプリングレートが無効、デジタル信号がない、デジタル信号OK
エッジストレージ:録画中、ストレージの中断、ストレージの健全性に関する問題を検出
I/O:デジタル入力、手動トリガー、仮想入力
MQTT:MQTTクライアント接続、ステートレス
スケジュールおよび繰り返し:パルス、スケジュール
ビデオ:平均ビットレートの低下、改ざんの防止、ビデオソースの接続
イベントアクション I/O:I/Oを一度切り替え、ルールがアクティブな間にI/Oを切り替え
LED:ステータスLEDを点滅、ルールがアクティブな間にステータスLEDを点滅
MQTT:公開
通知:HTTP、HTTPS、TCP、電子メールオーバーレイ (テキスト)
録画:SDカード、ネットワーク共有
セキュリティ:設定の消去
SNMPトラップ:送信、ルールが有効な間に送信
画像またはビデオクリップ:FTP/SFTP/HTTP/HTTPS/
ネットワーク共有/電子メール
WDRモード
分析機能 アプリケーション 同梱
AXIS Object Analytics
AXIS Scene Metadata
AXIS Audio Analytics
AXIS Video Motion Detection
AXIS Sensor Metrics Dashboard:
シリアル経由のModbus:プロトコル:Modbus RTU、
ポートモード:RS485 2-Wire
Modbus over IP:プロトコル:Modbus TCP、ポートモード:イーサネットオンスイッチ

サポート
AXIS Perimeter Defender
AXIS People Counter
4チャンネルでサポートされるアプリケーション:
AXIS Object Analytics
AXIS Camera Application Platformに対応し、サードパーティ製アプリケーションをインストール可能
(axis.com/acapを参照)

AXIS Object Analytics 物体クラス: 人間、車両(タイプ: 車、バス、トラック、バイク、その他)
シナリオ: ライン横断、物体の対象範囲への侵入、領
域内の滞留時間による検知、クロスラインカウント、エリア内の混雑状況、共連れ検知、PPE監視BETA、エリア内の動き、ライン横断の動き
最大シナリオ数は10本まで

その他の機能: 軌跡、色分けされた境界ボックスおよびテーブルで視覚化されたトリガー物体
対象範囲と除外範囲
奥行きの設定
ONVIF動体アラームイベント

AXIS Audio Analytics 機能:適応音声検知、音声分類
音声分類:悲鳴、叫び声、ガラスが割れる音
イベントメタデータ: 音声検知、分類
AXIS Scene Metadata 物体クラス: 人、顔、車両 (種類:車、バス、トラック、バイク)、ナンバープレート
物体属性: 車両の色、上/下の服の色、信頼度、ポジション
認証 製品のマーキング FCC、UL/cUL、BIS、CE、KC、VCCI
EMC CISPR 32 Class A、CISPR 35、EN 55035、EN 55032 Class A、EN 50130-4、EN 50121-4、EN 61000-6-1、EN 61000-6-2
オーストラリア/ニュージーランド : RCM AS/NZS CISPR 32 Class A
カナダ : ICES(A)/NMB(A)
日本 : VCCI Class A
韓国 : KS C 9835、KS C 9832 Class A
米国 : FCC Part 15 Subpart B Class A
鉄道 : IEC 62236-4
安全性 CAN/CSA C22.2 No. 62368-1 ed. 3、IEC/EN/UL 62368-1 ed. 3、RCM AS/NZS 62368.1:2022、UN ECE R118、IS 13252
環境 IEC 60068-2-1、IEC 60068-2-2、IEC 60068-2-14、IEC 60068-2-27、IEC 60068-2-64、IEC/EN 60529 IP3X、IEC 60721-3-5 Class 5M3、IEC/EN 61373 Category 1 Class B、NEMA TS 2 (2.2.7-2.2.9)
ネットワーク IPv6 USGv6、NIST SP500-267
サイバーセキュリティ ETSI EN 303 645、BSI IT Security Label、FIPS 140
サイバーセキュリティ エッジセキュリティ ソフトウェア : 署名付きOS、総当たり攻撃による遅延からの保護、ダイジェスト認証、OAuth 2.0 RFC6749 OpenID認証コードフローによるADFSアカウント一元管理、パスワード保護

ハードウェア: Axis Edge Vaultサイバーセキュリティ
プラットフォーム
安全なキーストア : TPM 2.0 (CC EAL4+、FIPS 140-2 Level 2)、セキュアエレメント (CC EAL 6+)、システム
オンチップセキュリティ (TEE)
AxisデバイスID、署名付きビデオ、セキュアブート、暗号化ファイルシステム(AES-XTS-Plain64 256bit)

ネットワークセキュリティ IEEE 802.1X (EAP-TLS、PEAP-MSCHAPv2)4、IEEE 802.1AE (MACsec PSK/EAP-TLS)、IEEE 802.1AR、HTTPS/HSTS、TLS v1.2/v1.34、Network Time Security(NTS)、X.509証明書 PKI、ホストベースのファイアウォール
ドキュメント AXIS OSハードニングガイド
Axis脆弱性管理ポリシー
Axisセキュリティ開発モデル
AXIS OSソフトウェア部品表 (SBOM)
ドキュメントをダウンロードするには、axis.com/support/cybersecurity/resourcesにアクセスしてください。
Axisのサイバーセキュリティのサポートの詳細については、axis.com/cybersecurityにアクセスしてください。
一般 ケーシング IP3X規格準拠
アルミニウムケース
カラー:黒 NCS S 9000-N
電源 Power over Ethernet (PoE) IEEE 802.3af/802.3at準拠
タイプ 2 Class 4
10~48 VDC、標準12.7 W、最大25.5 W
コネクター ネットワーク: RJ45 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T
PoE
FAKRA: センサーユニット用×4
I/O: 設定可能なI/O ×4 (12 V DC出力) 用6ピンターミナルブロック、最大負荷50 mA
音声: 3.5 mmマイク/ライン入力×2
シリアル通信: 2ピンターミナルブロックRS485
電源: DC10~48V DC入力用3ピンターミナルブロック
USB: Aタイプポート×1
ストレージ microSD/microSDHC/microSDXCカードに対応
SDカード暗号化に対応 (AES-XTS-Plain64 256bit)
NAS (Network Attached Storage) への録画
推奨されるSDカードとNASについては、axis.comを参照
動作温度 温度: -40° C~60 °C (-40 °F~140 °F)
NEMA TS 2 (2.2.7) による最高温度: 74℃
湿度: 10~95% RH (結露不可)
保管条件 温度: -40℃~65℃
湿度: 5~95% RH(結露不可)
寸法 製品全体の寸法については、このデータシートの寸法図を参照してください。
重量 680 g (1.5 lb)
必要なハードウェア AXIS TU6007-E Cable
AXIS TU6004-E Cable
AXIS TU6005 Plenum Cable
AXIS F21 Sensor Unit
AXIS F41 Sensor Unit
AXIS F7225-RE Pinhole Sensor
パッケージ内容 メインユニット、インストールガイド
オプションアクセサリー TU6001 Connector 3-Pin
Connector A 2-Pin
TU6009 Connector 6-Pin
TF9902 Surface Mount
AXIS Surveillance Card
その他のアクセサリーについては、axis.com/products/axis-f9114-r-mk-ii-main-unit#accessoriesをご覧ください。
システムツール AXIS Site Designer、AXIS Device Manager、プロダクトセレクター、アクセサリーセレクター、レンズカリキュレーター
axis.comで入手可能
言語 英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ロシア語、中国語 (簡体字)、日本語、韓国語、ポルトガル語、ポーランド語、中国語 (繁体字)、オランダ語、チェコ語、スウェーデン語、フィンランド語、トルコ語、タイ語、ベトナム語
保証 5年保証、axis.com/warrantyを参照
製品番号 axis.com/products/axis-f9114-r-mk-ii-main-unit#partnumbersを参照
サステナビリティ 物質管理 PVC不使用、BFR/CFR不使用 (JEDEC/ECA標準JS709に準拠)
RoHS、EU RoHS指令2011/65/EUおよび2015/863、規格EN IEC 63000:2018に準拠
REACH (EC) No 1907/2006に準拠。SCIP UUIDについては、echa.europa.euを参照
材料 再生可能な炭素系プラスチックの含有率:18% (再生プラスチック)
OECDガイドラインに従って紛争鉱物について検査済み
Axisの持続可能性の詳細については、axis.com/aboutaxis/sustainabilityにアクセスしてください。
環境責任 axis.com/environmental-responsibility
Axis CommunicationsはUN Global Compactの署名企業です (詳細についてはunglobalcompact.orgを参照)

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