i-PRO WV-S2135UX
AIプロセッサーを標準で搭載し、カメラ内で顔や人、車両、二輪車を自動で識別することが可能。
AI音識別機能を搭載。
ドームカメラについて、ブログでも詳しく紹介しております。
ドーム型カメラとは?その特長と利用例をご紹介!
概要
- ネットワークカメラ本体にAI機能を搭載
- AIプロセッサーを活用する機能拡張ソフトウェアを最大2つ同時に動作可能
- AI音識別機能を搭載
- AI処理による物体検知と連携させたi-PRO社独自のスマートコーディング技術、インテリジェントオート(iA)機能を搭載
特長
* 本商品はオープン価格です。
* カメラ直付け方、レンズ交換不可
* i-PRO株式会社製の商品です。
ネットワークカメラ内で高度な映像分析・解析を実現するAIプロセッサーを標準搭載
・本機はAI機能を実現する専用のAIプロセッサーを内蔵し、カメラがとらえる画像や音声の分析・解析をカメラ内部で実施することによって、システム全体の処理負荷を軽減できます。また、カメラ内で顔や人、車両、二輪車を自動で識別し処理が可能。
・本機はAIプロセッサーを活用する機能拡張ソフトウェアを2つインストールできる構造を持ち、最大2つ同時に動作させることができます。
機能拡張ソフトウェアとして「AI-VMD」「AIプライバシーガード」をプリインストール(90 日間お試し版)。
その他に、「ナンバー認識」「AIマスク非着用検知」「AI混雑検知」などを提供します。
・同時にソフトウェア開発キット(i-PRO Camera SDK)の提供も行い、サードパーティによるアプリケーション開発を可能にしました。
◎また、ソフトウェアを追加の際は、プリインストールされたソフトウェア(AI-VMD/AIプライバシーガード)のアンインストールが必要です。
※対応している機能拡張ソフトウェアについては下記i-PRO株式会社サポートサイトの「ソフトウェアの種類と機能の詳細および対応機種一覧【C0103】」をご参照ください。
人の叫び声やガラスの破損音、クラクション、銃声、といった種別ごとのAI音識別機能を搭載※
新しくAI音識別機能を搭載し、人の叫び声やガラスの破損音、クラクション、銃声といった音を識別しアラーム通知することで、映像監視をより強化することを実現しました。
※ AI音識別機能利用時の推奨マイクはサポートウェブサイトの「AI音識別用マイクの接続動作情報」を参照
AI 処理による物体検知と連携させた、i-PRO社独自のインテリジェントオート(iA)機能により、逆光の人物などの視認性をさらに向上
AI処理の結果に応じてシャッタースピード、絞り、ゲインなどを最適化するiA機能とスーパーダイナミック機能により、移動する人や車の輪郭、ヘッドライトに照らされて光っているナンバープレートの識別を可能にしました。
低照度での色付き、よりブレを抑えたノイズリダクション
低照度時の色付きをできる限り残すことで、物体の視認性を向上しました。
AI 人物検知と連携したエリア別ノイズリダクション制御を導入し、移動時のブレの抑圧と人物以外のノイズリダクションを強化し、SN改善しました。
AI 処理による物体検知と連携させたi-PRO社独自のスマートコーディング技術※2を搭載し、 更なる低ビットレート高画質ストリームを実現
・AI処理による物体検知と連携することで、物体検知領域、非検知領域の圧縮率を制御し、従来のスマートコーディング技術と比べデータ量を最大50%※3削減できます。
・顔や人、車両、二輪車を低圧縮に、それ以外の領域を高圧縮に制御することで、見たい部分の画質を保持したまま、データ量を削減します。
※2 検知物体以外の領域の圧縮率を上げ、検知物体の有無に応じてリフレッシュ間隔およびフレームレートを最適化することにより大幅に帯域削減する技術。
※3 圧縮効果は録画条件や撮影環境により異なります。 本効果が得られるのは配信モードが可変ビットレートの場合のみです。
スマートVIQS
スマートPピクチャ制御
AIによる物体検知領域以外をスキップブロックになり易いように制御し、Pピクチャのデータ量を削減。
設置時間短縮を可能にする2つの機構とツール
・設置前のキッティング時に、カメラを梱包箱から出さずに設定できる「かんたんキッティング梱包」対応。
【ご注意】必ず梱包のアップマークに従い、カメラを寝かせた状態に配置してください。
・画角調整時に自動的にフォーカスが合うため、画角調整時間が短縮できます。
・追加アプリアクティベート作業の簡素化や設置レポート出力の自動化によるカメラの初期設定時間短縮のため、i-PRO 設定ツール(iCT)を提供します。
3.1倍の電動ズームレンズ搭載
1 台で広いエリアをモニタリングすることが可能です。
画像解析機能の一部を標準搭載
画像解析機能のうち、利用頻度の高い「動作検知(VMD)」と「妨害検知(SCD)」を標準搭載しています。
図解
仕様
基本 | モデル | WV-S2135UX |
---|---|---|
屋内/屋外 | 屋内対応 | |
電源 | DC 12V、PoE(IEEE802.3af準拠) | |
消費電力 | PoE DC 48 V :180 mA/約8.7 W(クラス 0機器) | |
使用環境 | 使用温度範囲 -10 ℃ ~ +50 ℃(電源投入時 : 0 ℃ ~ 50 ℃) 使用湿度範囲 |
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保存環境 | 保存温度範囲 -30 ℃ ~ +60 ℃ 保存湿度範囲 |
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モニター出力 (調整用) | VBS : 1.0 V[p-p]/75 Ω、コンポジット信号 ピンジャック
NTSCもしくはPAL出力可能(INITIAL SETボタンを短く(1秒以下)押すかまたはソフトウェアで変更) |
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内蔵マイク | 無指向性エレクトレットコンデンサマイク | |
寸法 | 最大径 φ129.5 mm 高さ ドーム径 |
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質量 | 約470 g | |
仕上げ | 本体 ABS樹脂 i-PRO ホワイト ドームカバー |
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カメラ部 | 撮像素子 | 約1/2.8 型 CMOSセンサー |
有効画素数 | 約210万画素 | |
走査面積 | 5.57 mm(H)×3.13 mm(V) | |
走査方式 | プログレッシブ | |
最低照度(カラー/白黒) | カラー 0.009 lx(50IRE、F1.3、最長露光時間 : OFF(1/30 s)、AGC : 11) 0.0006 lx(50IRE、F1.3、最長露光時間 : 最大 16/30 s、AGC : 11)※換算値 白黒 0.0004 lx(50IRE、F1.3、最長露光時間 : 最大 16/30 s、AGC : 11)※換算値 |
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インテリジェントオート(iA) | On/Off | |
スーパーダイナミック | On/Off、0から31の範囲でレベル設定が可能 | |
ダイナミックレンジ | 最大144dB(スーパーダイナミックOn、レベル31) | |
最大ゲイン | 0から11の範囲でレベル設定が可能 | |
暗部補正 | 0から255の範囲でレベル設定が可能 | |
逆光/強光補正 | 逆光補正(BLC)/強光補正(HLC)/Off 0から31の範囲でレベル設定が可能(スーパーダイナミック、インテリジェントオートがOff時のみ) | |
霧補正 | On/Off 0から8の範囲でレベル設定が可能(インテリジェントオート、コントラスト自動調整がOff時のみ) | |
光量制御モード | 屋外撮影/フリッカレス(50 Hz)/フリッカレス(60 Hz)/固定シャッター | |
シャッター速度 | 60 fpsモード 1/60 固定、1/100 固定、1/120 固定、1/250 固定、1/500 固定、1/1000 固定、1/2000 固定、1/4000 固定、1/10000 固定 30 fpsモード 15 fpsモード 50 fpsモード 25 fpsモード 12.5 fpsモード |
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最長露光時間 | 60 fpsモード 最大1/4000 s、最大1/2000 s、最大1/1000 s、最大1/500 s、最大1/250 s、最大1/120 s、最大1/100 s、最大2/120 s、最大1/30 s、最大2/30 s、最大4/30 s、最大6/30 s、最大10/30 s、最大16/30 s 30 fpsモード 15 fpsモード 50 fpsモード 25 fpsモード 12.5 fpsモード |
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カラー/白黒切換 | Off/On/Auto1(Normal)/Auto2(IR Light)/Auto3(SCC) | |
ホワイトバランス | ATW1/ATW2/AWC | |
デジタルノイズリダクション | 0から255の範囲でレベル設定が可能 | |
プライバシーゾーン | 有効/無効(ゾーン設定 最大32か所) | |
VIQS | 有効/無効、ゾーン設定 最大8か所 | |
画面内文字表示 | On/Off、最大40文字、最大2行(アルファベット、漢字、ひらがな、カタカナ、数字、記号) | |
動作検知(VMD) | 有効/無効、4エリア設定可能 | |
妨害検知(SCD) | 有効/無効、1エリア設定可能 | |
音検知 | On/Off | |
画像回転 | 0°(Off) /90°/180°(上下反転)/270° | |
AI音識別 | 銃声, 悲鳴, クラクション, ガラスが割れる音から選択可能 | |
レンズ部 | ズーム比 | 光学ズーム 3.1倍(電動ズーム/電動フォーカス) EX光学ズーム |
焦点距離(f) | 2.9 mm ~ 9 mm | |
最大口径比(F) | 1 :1.3 (WIDE) ~ 1 : 2.5 (TELE) | |
フォーカス範囲 | 0.3 m ~ ∞ | |
絞り範囲 | F1.3 m ~ close | |
調整角度 | 水平(PAN)角 -240° ~ +120° 垂直(TILT)角 傾き(YAW)角 |
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画角 | 【16 : 9 モード】水平: 36 °(TELE) ~ 115 °(WIDE)、垂直: 20 °(TELE) ~ 61°(WIDE)
【4 : 3 モード】水平: 28 °(TELE) ~ 82 °(WIDE)、垂直: 20 °(TELE) ~ 61°(WIDE) |
|
ネットワーク部 | ネットワーク | 10BASE-T/100BASE-TX、RJ45コネクター |
画像解像度 | H.265・H.264[6] JPEG(MJPEG)
[16 : 9モード (60 fps モード)][16 : 9モード (30 fps モード)] [16 : 9モード (50 fps モード)][16 : 9モード (25 fps モード)] 1920×1080/1280×720/640×360/320×180 [ 4 : 3モード (30 fps モード)][ 4 : 3モード (25 fps モード)] 1280×960/VGA/QVGA [ 4 : 3モード (15 fps モード)][ 4 : 3モード (12.5 fps モード)] 2048×1536[7]/1280×960/VGA/QVGA |
|
画像圧縮方式 | H.265・H.264[6]
配信モード : 固定ビットレート/可変ビットレート/フレームレート指定/ベストエフォート配信 フレームレート : [60 fpsモード / 30 fpsモード] 1 fps/3 fps/5 fps*/7.5 fps*/10 fps*/12 fps*/15 fps*/20 fps*/30 fps*/60 fps*[9] [50 fpsモード / 25 fpsモード] 1 fps/3.1 fps/4.2 fps*/6.25 fps*/8.3 fps*/12.5 fps*/20 fps*/25 fps*/50 fps*[10] [15 fpsモード] 1 fps/3 fps/5 fps*/7.5 fps*/10 fps*/12 fps*/15 fps* [12.5 fpsモード] 1 fps/3.1 fps/4.2 fps*/6.25 fps*/8.3 fps*/12.5 fps* ( フレームレートは、「ビットレート」に制限されます。「*」付のフレームレートを設定した場合は、設定した値よりもフレームレートが低下することがあります) 1クライアントあたりのビットレート : 64 kbps/128 kbps*/256 kbps*/384 kbps*/512 kbps*/768 kbps*/1024 kbps*/1536 kbps*/2048 kbps*/3072 kbps*/4096 kbps*/6144 kbps*/8192 kbps*/10240 kbps*/12288 kbps*/14336 kbps*/16384 kbps*/20480 kbps*/24576 kbps*/–自由入力– ※ビットレートは、「解像度」によって設定可能な範囲が異なります。 画質 : ●固定ビットレート、フレームレート指定、ベストエフォート配信の場合 : 動き優先/標準/画質優先 ●可変ビットレートの場合 : 0最高画質/1高画質/2/3/4/5標準/6/7/8/9低画質 配信方式 : ユニキャスト(ポート番号設定 : オート)/ユニキャスト(ポート番号設定 : マニュアル)/マルチキャスト JPEG(MJPEG) 画質選択 : 0最高画質/1高画質/2/3/4/5標準/6/7/8/9低画質(0~9の10段階) 配信方式 : PULL(静止画更新)/PUSH(MJPEG) 画像更新速度 : [60 fpsモード / 30 fpsモード] 0.1 fps/0.2 fps/0.33 fps/0.5 fps/1 fps/2 fps/3 fps/5 fps/6 fps/10 fps/12 fps/15 fps/30 fps/60 fps[9] [50 fpsモード / 25 fpsモード] 0.08 fps/0.17 fps/0.28 fps/0.42 fps/1 fps/2.1 fps/3.1 fps/4.2 pfs/5 fps/8.3 fps/12.5 fps/25 fps/50 fps[10] [15 fpsモード] 0.1 fps/0.2 fps/0.33 fps/0.5 fps/1 fps/2 fps/3 fps/5 fps/6 fps/10 fps/12 fps/15 fps [12.5 fpsモード] 0.08 fps/0.17 fps/0.28 fps/0.42 fps/1 fps/2.1 fps/3.1 fps/4.2 fps/5 fps/8.3 fps/12.5 fps ( JPEGとH.265/H.264同時動作時のJPEGフレームレートは制限あり) |
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スマートコーディング | GOP(Group of pictures)制御 Off/Low(可変GOP 1s-8s)/Mid(可変GOP 4s-16s)/Advanced(固定GOP 60s + 1sキーフレーム)/Frame rate control(可変GOP 4s-16s + frame rate control) ※Advanced、Frame rate controlは、H.265のみ対応 スマートVIQS スマートPピクチャ制御 |
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音声圧縮方式 | G.726(ADPCM) 16 kbps/32 kbps G.711 AAC-LC |
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配信量制御 | 制限なし/64 kbps/128 kbps/256 kbps/384 kbps/512 kbps/768 kbps/1024 kbps/2048 kbps/4096 kbps/6144 kbps/8192 kbps/10240 kbps/15360 kbps/20480 kbps/25600 kbps/30720 kbps/35840 kbps/40960 kbps/51200 kbps | |
対応プロトコル | IPv6 : TCP/IP、UDP/IP、HTTP、HTTPS、SSL/TLS、SMTP、DNS、NTP、SNMPv1/v2/v3、DHCPv6、RTP、MLD、ICMP、ARP、IEEE 802.1X、DiffServ
IPv4 : TCP/IP、UDP/IP、HTTP、HTTPS、SSL/TLS、RTSP、RTP、RTP/RTCP、SMTP、DHCP、DNS、DDNS、NTP、SNMPv1/v2/v3、UPnP、IGMP、ICMP、ARP、IEEE 802.1X、DiffServ, SRTP |
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セキュリティ | ユーザー認証/ホスト認証/HTTPS | |
最大接続数 | 14※(カメラへ同時接続できるセッション数) ※条件による |
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マルチスクリーン | 同時に16台のカメラの画像を表示(自カメラ含む) | |
携帯端末/タブレット端末対応 | iPad/iPhone(iOS 8以降)、Android™ 端末 | |
対応OSとブラウザ | 対応OS | Microsoft Windows 10 / 8.1(日本語版) |
対応ブラウザ | Microsoft Edge、Firefox、Google Chrome |