i-PRO WV-XAE200WUX

AI動体検知アプリケーション

エントリーモデル
i-PRO WV-XAE200WUX

特長

● AI動体検知アプリケーション WV-XAE200WUX(以下、本製品)は、AI ネットワークカメラ(別売り、以下カメラ)
をより便利にお使いいただくためのソフトウェアです。本製品をカメラにインストールし、解除キーを登録することで、検知した動体を自動で判別する「AI 動体検知機能(以下、AI-VMD)」によりアラームなどを発生することができます。

● 本製品は、カメラ 1 台ごとに必要です。

検知条件による個別アラーム発生機能
検知した動体が自動車(4 輪車)、バイクおよび自転車(2 輪車)、人物なのかを AI 技術により判別し、以下の 4 つの検知条件で動体を検知してアラームなどを発生することができます。

・侵入検知:あらかじめ設定したエリアに動体が侵入したとき
・滞留検知:あらかじめ設定したエリア内で、動体が一定時間以上滞留したとき
・方向検知:あらかじめ設定したエリア内で、動体が指定した方向に移動したとき
・ラインクロス:動体があらかじめ設定したラインを指定方向に超えたとき

スケジュール機能
スケジュール機能により、アラーム発生の時間やアラーム通知の時間を設定することができます。

■ ラインクロスカウント機能 (※Ver3.00 から対応予定)
・ラインを横切った人物、自動車(4 輪車)、バイクおよび自転車(2 輪車)をカウントし、カウントデータの統計情報を提供することができます。

■ AI-VMD
・AI-VMD は、検知した動体が自動車(4 輪車)、バイクおよび自転車(2 輪車)、人物なのかを AI 技術により判別します。

以下に各検知の例を示します。方向検知は、検知対象を二輪車に設定した場合の例です。

WV-XAE200WUX運用画面例

● アラームアイコン
AI-VMD で動体を検知すると、アラームアイコンが点灯します。

● 検知枠 (赤枠、青枠)
動体を検知したとき、この動体を青色の枠で表示します。検知した動体が検知エリアへ侵入してアラームが発生すると、この動体を赤色の枠で表示します。

● 軌跡
アラーム枠(赤枠)が動いた軌跡を緑色の線で表示します。直近の約 3 秒間の軌跡を表示します。

仕様

全機能共通 スケジュール動作内容設定数 2 つまで設定可能(タイムテーブル 1,タイムテーブル 2)
スケジュール動作内容設定数 AI-VMD(検知設定1)、AI-VMD(検知設定 2)、カウント機能
ラインクロスカウント機能 検知オブジェクト 通常画角モード※1:人物、二輪車(バイク、自転車)、車(普通自動車、バス、トラック)
真下画角モード:人物
感度設定 人物判定感度、車判定感度、二輪車判定感度
計測結果の保存間隔 15 分、1 時間、12 時間、24 時間
HTTP 送信の通知先 4 つまで設定可能
検知ライン設定数 最大 8 つ
検知ライン設定方法 手動設定
ONVIF Metadata の送信間隔 15 秒、1 分
AI-VMD 検知条件数 2 つまで設定可能(検知設定 1、検知設定 2)
検知エリア設定数 最大 8 つ
検知オブジェクト 人物、二輪車(バイク、自転車)、車(普通自動車、バス、トラック)
検知モード 侵入検知、滞留検知、方向検知、ラインクロス
感度設定 動体検知感度、人物判定感度、車判定感度、二輪車判定感度
時間設定 侵入検知時間、滞留検知時間、方向検知時間
奥行設定 有効(手動で設定)、無効(奥行を設定しない)
AI-VMD 情報付加※2 Off、On(ライブ画表示なし)、On(ライブ画表示あり)
付加情報種別※3 検知オブジェクト情報あり(アラーム枠情報)、検知オブジェクト情報あり(AI枠情報)、検知オブジェクト情報無し

※1 人物は真下画角モード推奨
※2 映像データに付加する情報(検知枠、検知オブジェクト種別)、およびウェブブラウザーのライブ映像内に表示する情報(検知枠や軌跡)
※3 映像データに付加する情報、およびウェブブラウザーのライブ映像内に表示する情報の種類