【駐車場管理に】車両ナンバー認識システムの活用例5選
こんにちは! ネットワークカメラとIP監視カメラシステムのシステム・ケイです。
今回は車両ナンバー認識システムについてお話ししていきます。
セキュリティ用途やマーケティング利用など、様々なシーンで活用できるシステムですので、
この記事を読んで基本的な知識を身につけていきましょう!!
車両ナンバー認識システムとは?
車両ナンバー認識システムとは、
AI技術を利用して、車両を撮影した映像からナンバープレートを読み取り、その文字と数字をデータとして保存するシステムのことです。
以下は、ナンバープレート認識のデモ動画です。
実際に映像からナンバープレートが正確に読み取られ、データ化されているのがわかりますね。
活用例
車両ナンバー認識システムは一体どのように活用することができるのでしょうか?
ここでは、5つの例を見てみましょう。
①入場車両の記録・監視
1つ目の例は、入場した車両の記録と監視です。
車両ナンバー認識システムでは、カメラで認識したナンバープレートを記録できます。
さらにその記録データは、日付、時間、登録の有無、車両ナンバーで検索することも可能です。
駐車場や工場など、車両が出入りする場所でのセキュリティを強化できますね!
②車両入退場の自動化
2つ目の例は、車両の入退場の自動化です。
車両の管理を一台一台行うのは手間がかかりますよね。
車が来るたび関係者かどうかを人がチェックし、ゲートの開け閉めを行うなど……人件費がかさみます。
そこで、車両ナンバー認識システムで入場を許可する車両ナンバーを予め登録しておくと、自動的に車両の入退場を管理することができるのです!
このシステムは、駐車場や工事現場、物流センター、空港など多くの場所で利用できます。
車両管理に人員を割かなくてもよいため、必要な人員の削減に繋がりますね。
また、車両ごとに指定した場所へ自動で誘導することも可能になります!
③車両分析
3つ目の例は、車両からの分析です。
車両ナンバー認識システムを利用すると、入場者の様々な情報を得ることが可能です。
以下はその一例です。
- どこの地域から来たのか
- どれくらいの時間、施設に滞在したのか
- 過去に何回、同施設を訪れたことがあるか
このような情報はマーケティングに活用することができるため、特に商業施設での利益向上に繋がります!
また、②車両入出場の自動化 と③車両分析 を組み合わせると、駐車券をなくした駐車場を運営することもできるのです!
仕組みは以下のとおりです。
- 入場した車両のナンバーを記録する。
- その車両がどれくらいの時間駐車場を利用したのかを追跡する。
- 車両が退場するときにナンバーと情報を照会し、料金を精算する。
この形の駐車場では、駐車券を発券するコストを抑えることができます。
さらに、ゲートやロック板が不要であるため、来客数の向上や駐車場内での事故の減少なども見込めます。
④特定車両入場時の通知
4つ目の例は、特定の車両が入場したときに、その車両の情報を通知する機能です。
例えば中古車ディーラーなどでは、顧客来店時に車両ナンバーを認識し、登録されている顧客の場合には担当者へ事前に情報を通知できるのです!
これにより顧客満足度を向上させることが可能です。
またスーパーなどの商業施設では、万引きなど悪質な行為を繰り返す顧客に悩まされることもあるかと思います。
そのような顧客の車両ナンバーを事前に登録することで、来店時に事前に警戒態勢を取ることができます!
実際に、このシステムを導入してから万引きが減少したという報告もあるんですよ。
通知について
システム・ケイの車両ナンバー認識システムでは、車両ナンバーの認識時にスマートフォンへプッシュ通知することも可能です。
スマートフォンに通知されることですぐにお客様の到着に気づくことができ、顧客満足度向上に繋がります。
またスタッフの従業員の待機時間を減らすことができコスト削減に繋がる、車両侵入にいち早く気づくことができセキュリティが強化される、など様々なメリットがあります。
※スマートフォンは、iPhone、iPad、Androidが対象です。
⑤産業廃棄物処理
5つ目の例は、産業廃棄物処理時のデータ保存です。
トラックに積まれた産業廃棄物の重量の計測と同時に、車両ナンバーを認識し、それらのデータを合わせて保存することが可能です。
産業廃棄物を処理する際の管理がしやすくなりますね。
まとめ
- 車両ナンバー認識システムとは、車両を撮影した映像からナンバープレートを読み取り、その文字と数字をデータとして保存する、AI技術を利用したシステムのこと。
- 入場車両の記録・監視によるセキュリティ面の強化や、車両入退場の自動化による人員削減、車両分析によるマーケティング活用、特定車両入場時の通知による顧客満足度の向上、産業廃棄物処理時のデータ保存による作業効率化など、様々な場面で活用することができます。
ここまで述べた事例や機能はあくまでも一例です!
車両ナンバーには、ご当地ナンバーやカラフルなものもありますが、システム・ケイはそれらにもAI技術で追随することができます。
また、多くの場合、構築済みのシステムを流用可能なため、比較的低価格での導入が実現可能です。
既存のシステムでは上手くいかない状況でも、別途AIを作成する等により、課題解決の可能性は広がります。
システム導入をお考えの方や、この記事についてのご質問などございましたら、お気軽にシステムケイまでご相談ください!
以下の記事では、車両ナンバー認識システムをより詳細に説明しています。
車両ナンバー認識システムに興味を持たれた方は、ぜひアクセスしてみてください!
■車両ナンバー認識システムとは | システムケイカメラ