スペック表からは読み取れないネットワークカメラの性能:アスペクト比
スペック表からは読み取れないネットワークカメラの性能として、アスペクト比についてお話しします。
アスペクト比とは
アスペクト比とは、矩形の長辺と短辺の比率のことです。ネットワークカメラでは4:3または16:9が一般的です。
解像度とアスペクト比
ネットワークカメラの対応解像度をアスペクト比別に分けてみました。
4:3 | 16:9 |
---|---|
1280×960 1024×768 800×600 640×480 320×240 |
1920×1080 1280×720 960×540 640×360 480×270 320×180 |
※最大解像度が1920×1080のネットワークカメラの対応解像度例
マルチストリーム
ネットワークカメラは、解像度やフレームレートが異なる映像を同時に配信(ストリーム)できます。
一般的に2ストリームまたは3ストリームに対応しています。
複数解像度のマルチストリーム
ここからが本題です。
ネットワークカメラが2ストリームに対応していた場合、1920×1080(16:9)と1280×720(16:9)は同時配信が可能です。同様に、1280×960(4:3)と1024×768(4:3)も同時配信可能です。しかし、1920×1080(16:9)と1280×960(4:3)を同時配信可能なネットワークカメラは少数派で、弊社HP掲載ネットワークカメラの中ではこちらのメーカーが対応しています。
まとめ
アスペクト比4:3のストリームと16:9のストリームを同時配信可能なネットワークカメラは少数派です。