キャノンネットワークカメラ、「低価格+高機能」で攻勢

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新製品 —

キャノンネットワークカメラ、「低価格+高機能」で攻勢

▼ITmedia記事より

店舗で顧客の購入動向や工場の稼働状況を遠隔から高画質で監視できる、インターネット回線を活用するネットワークカメラが普及している。キヤノンは、同分野での販売金額シェアが10%弱にとどまるが、画質など技術力の高さを生かしつつ、低価格を実現した製品の積極投入に加え、新たに海外市場開拓に乗り出すことで、ガリバーであるパナソニックを追撃する。2011年に国内外合わせた世界規模でシェア10%を目指す。

従来の同軸ケーブルでカメラとモニターを結ぶアナログ方式による遠隔監視の場合、ケーブルの長さは最大でも300メートル程度が限界で、画質も30万画素程度にとどまっていた。

キヤノンの低価格ネットワークカメラ「VB-C500D」 このため、インターネット回線につなげる環境があれば、設置が簡単で、高画質の動画監視が可能なネットワークカメラへの移行が急ピッチで進み、各社とも新製品投入が相次いでいる。

キヤノンが5月中旬に発売するネットワークカメラ「VB-C500D」は、カメラ内に専用のLSI(大規模集積回路)とCPU(中央処理装置)を内蔵し、例えば周囲が暗くなったら感度を自動的に上げたり、人の動きに対して追いかけるなどカメラ本体が自動的に行えるため、サーバー用として1台のパソコンがあれば、システム構築が可能になる。

また、水平画角82度の広角レンズを搭載し、より広い範囲をカバーできるようにした。価格も、1台11万3400円と低価格に設定した。15万円程度の従来機に比べて導入しやすい価格を実現した。

同社は、汎用パソコンにインストールするだけで使える録画ソフトウエアも同時に投入し、カメラ本体だけではなく、ソフトの組み合わせで提案力も高める。