上方を監視するカメラについて。おすすめの使い方をご紹介!
こんにちは!システム・ケイ昭和生まれのヨッシーです。
監視カメラというと、高いところから見下ろしているイメージがありますが、
上方を監視する使い方もあります。
今回は、上方を監視するカメラとはどのようなものか、
どのようなシーンで使用するのがおすすめなのかをご紹介します。
上方を監視するカメラってどんなカメラ?
本体が稼働するPTZカメラ
上下左右にカメラの向きを変更できズームもできるPTZカメラですが、上方を監視するカメラはカメラ本体が可動します。(ドーム型PTZカメラはケース内のレンズが可動します)
雨滴除去
雨滴除去用にワイパーを搭載しています。カメラ本体が細かく振動して雨を除去するものもあります。
ポールの先端に取り付ける
カメラをポールに取り付ける場合、通常はポールの途中に取り付けますが、上方を監視するカメラはポールの先端に取り付けます。そのため映像にポールが映りません。また、ポールが揺れることを想定し、映像揺れ補正機能があります。
こんなシーンにおすすめ!上方を監視するカメラの使用例
上方監視カメラの使用おすすめシーン
レンズが上を向くということで、高い建造物の監視に向いています。
例えば、橋梁の監視やドーム施設の監視。
火山活動を麓から監視することもできます。
風力発電で使用する場合
例えば、風力発電用の風車の監視です。
風車は落雷や強風により破損する事故が発生しています。そのため、事故や点検、運転状況の確認のため、ネットワークカメラで遠隔監視している場合があります。
風車の大きさは、大きいものですと支柱の高さが70mになります。
撮影対象は大きいですが、支柱の傷など映像を拡大して見る事があるため、カメラの向きやズーム率が操作可能なPTZカメラを導入しているケースがあります。
通常のドーム型PTZカメラは、水平から下方を撮影する前提で設計されているため、風車の監視には向いていません。
上方を監視するカメラで風車の監視がこんなに便利に!
- 風車の運転状況確認。
- 強風により稼働停止した風車を再稼働前に遠隔地から点検する。
- 風車への落雷を監視する。
- バードストライクを監視する。
上方をしっかり監視。おすすめ監視カメラのご紹介!
そこでご紹介するのが、Panasonic WV-SUD638です。
どちらのカメラもカメラ本体が向きを変えることでドーム型PTZカメラにはできない上方を撮影することができます。また、ポールの先端に取り付けるため映像にポールが映りません。上を向いているということで雨が心配ですが、どちらもワイパーが付いているため、雨滴・埃・汚れを除去できます。
上方を監視するということでは、ドローンの侵入監視という使い方もあります。風車に限らず上方を向きやズーム率を変えて閲覧したい場合ご検討ください。
まとめ
上方を監視する例として風車の監視をご紹介しましたが、ご案内したカメラは下向きの撮影も可能です。ポールの先端に取り付けることで、360°どの方向でもポールが邪魔になりません。広い敷地の真ん中にポールを立てて360°監視することも可能です。是非ご検討下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。