用途別サーマルカメラのご紹介
最近サーマルカメラの需要が高まっており、弊社でもサーマルカメラのお問い合わせを多数いただいております。
サーマルカメラは様々な用途で使用されていますが、その用途ごとにサーマルカメラも選択する必要があります。
そこで今回は用途別にサーマルカメラをご紹介していきます。
用途その1 人の発熱を検知したい。
人の発熱を検知したい場合はHIKVISION DS-2TD1217B-3/PAがお勧めです。
設定温度よりも高い体温を検知すると、アラームを起こすことが可能なので、新インフルエンザやウイルス感染症などのスクリーニングとしてご利用できます。
また、人の顔を認識して人の体表面のみを検知するので、周辺のオブジェクトに反応して誤報が起きるという心配もありません。
用途その2 設備などの異常発熱を検知したい。
このような場合はAXIS Q2901-E/PT MOUNTがお勧めです。
このカメラは工場や発電施設など異常発熱の可能性のあるエリアで、早期に察知することが可能です。
このカメラをお勧めする点は温度検知範囲の広さにあります。
先ほどの発熱測定カメラは温度測定範囲が30℃~45℃、他メーカーのサーマルカメラだと0℃~120℃に対して、本製品は-40℃~550℃の温度を検知することが可能です。
これにより、異常温度を見極めてアラートを起こすことが可能です。
用途その3 視認性の悪い環境で侵入検知したい。
サーマルカメラは熱を測定する以外にもご使用いただけます。
サーマルカメラは物体が発している熱(遠赤外線)を検知して映像を作り出すので、真っ暗な環境や霧が発生しているような視認性の悪い環境でも、容易に侵入者を検知することが可能です。
AXISというメーカーが公開している下記の動画をご覧ください。
視認性の悪い環境でも、人の動きを確認することが可能です。
発電所やプラント施設など誤検知が許されない施設への導入がお勧めです。
このような用途であれば、AXISのQ19シリーズがお勧めです。
気になったカメラがありましたらお問い合わせください。
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