衣料店のウェブカメラ活用術!!

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導入事例 —

衣料品店のウェブカメラ活用術より(7/10(金)日経MJ)

百貨店に営業基盤を持つ衣料店の多くが苦境にあえぐ中、快走を続けるのがコントワー・デ・コトニエジャパン(東京・渋谷)だ。2008年9月~2009年5月の既存店売上高は前年比で12%増を記録した。好調の一因が昨年から導入したウェブカメラ。インターネットを通じ本部から全国各店の最新状況を映像で確認することができる。社員の働きやすさを重視したというカメラ活用術を追った。

 

<記事見出>

2008年9月~2009年5月の既存店売上高は前年比で12%増を記録。

好調の一員が昨年から導入したWEBカメラ。インターネットを通じ本部

から全国各店の最新状況を映像で確認することができる。

<導入背景>

女性の責任者は複数店舗(営業指導したり)を回る仕事もあるが、

出産や親の世話などで長期出張が難しいなどの労働環境課題が浮き彫りになっていた。
⇒より短い時間で、仕事をこなす方法はないか?
⇒分析した結果、各店舗を移動するのにかかる時間が問題。

(全国に点在する店舗を回るのは家庭にも目配りが必要な女性社員にとって負担が重い)

<導入ストーリー>

08年5月、WEBカメラによる遠隔チェックの実験が同社の一部の店で開始。

カメラ設置当初は「監視される」という印象を持つ店員も少なくなかったが、

本部側は女性社員の働きやすさを確保する目的を根気強く説明した。

さらに、「映像を参考に店の悩みを聞くという姿勢を徹底」というカメラを

使用した指導方法を提案し続けた。

現場の映像もとにしながら、商品陳列などで本部からの具体的な指導を可能にし、

販売業績も伸び続けた。この実績が各店舗で評判となり、カメラへの警戒感も薄れ、

「うちにも早く付けて!」という声も聞こえてきた。

 

09年春、百貨店やショッピングセンターを含む、全店(32店舗)でのカメラ設置を実現。

退職を考えた女性責任者も、産休から復帰後は週5日、午前10時~午後4時で勤務。

以前に比べ単純な労働時間はざっと半分に減ったが、業務量は以前と変わらない。

エリアマネジャーも週2~3回あった出張を2週間に1回に減らすことができた。

店舗訪問は行っているが、カメラでの現地詳細確認後のため、

スムーズに打ち合わせできるようになった。

POSの盲点抽出という想定外のメリットも出現。

例えば、以前は「トップスは強いが、パンツはあまり売れない」との評判で、

POSでもそれを裏付けていた。でも、カメラでチェックすると、実はパンツを

きちんとPRされていないことが判明。

それぞれに合う形で陳列の見直し案を出すと、パンツ販売業績がUPしていく。