I/Oモジュールってなに?役割とは?

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基礎知識 —

こんにちは!
ネットワークカメラとIP監視カメラシステムのシステム・ケイです。

弊社のカメラページには、「I/O」というアイコンがついた製品があります。
今日は、I/Oとは具体的にどのようなことができるのか、お話ししたいと思います。

 

I/Oとは

I/Oとは、input(インプット)とoutput(アウトプット)の略で、回路や装置のことです。
メーカーによっては、DI/DO(digital input/digital output)デジタル入出力とも呼ばれます。
I/Oがあると、システムと連携して様々なことができます。

例えば、
センサーを検知してパトライトを光らせる信号を送ったり、
音声データを流したりすることができます。

I/Oを利用したネットワークカメラと連携したいお客様には次の製品がおすすめです。

 

AXIS P8221 I/Oオーディオモジュールの特長

AXIS P8221 画像1

グレーの筐体…
ゲーマーの私としてはなんだかワクワクする形です。笑

P8221 I/Oオーディオモジュールができるのは、
ネットワーク監視カメラシステムが
I/Oや音声機能を備えていない場合や、
I/Oや音声機能の追加が必要な場合に活躍します。

AXISだけでなく、
VAPIX®(AXISのAPIの総称)を使用した
既存のネットワーク環境でも利用できます。

 

↓↓実際のAXIS P8221の管理画面 ライトの点等・点滅、アラームができます。↓↓

P8221 I/Oオーディオモジュール 管理画面

 

AXIS P8221 I/Oオーディオモジュールでできること

音声制御

録音

-最大60秒の音声クリップをモジュール本体に保存することができる

再生

-保存した音声クリップを、モジュールに接続したスピーカから再生することができる

通話

-モジュールと、クライアント(モジュールにブラウザから接続したPC)の間で通話を行うことができる。
双方向通話:電話のように「話す」、「聞く」を同時に行う
単方向通話:トランシーバーのように「話す」、「聞く」を切換えながら通話を行う

 

I/O制御

入出力切換え

-8ピンのI/Oポートのそれぞれで、任意に入力/出力の切り替えができる
ex)1~4ピンは入力ポートとして使用、5~8ピンは出力ポートとして使用

※注意
パッと見たところ、 12ピンあるように見えますが、
これは8ピンが入出力用、4ピンはグランドとサブ電源用にあります。

誤って配線を間違えると、
電流が流れて壊れる可能性があるため注意しましょう。

P8221 I/Oオーディオモジュール

P8221で言うと、
一番左端がグランド、左から2番目がサブ電源の接続場所です。

P8221 I/Oオーディオモジュール2

 

イベント制御

イベントの検知

-入力ポートの信号検知時、音声の入力時、モジュールの起動時、設定した日時にイベントを発生させることができる

アクションの実行

-イベントの検知時にアクションを実行できる
-出力ポートへ信号を送る
-メールを送信する
-HTTPリクエストを送信する
-音声クリップを再生する
ex)赤外線センサーが人を検知したら、パトライトを光らせる

 

I/Oモジュールってなに?役割とは? まとめ

・I/Oとは、I/Oはinput(インプット)とoutput(アウトプット)の略で、回路や装置のこと。
・I/Oは、イベントの検知と信号を送ると言ったような、検知してパトライトを光らせる信号を送ったり、音声データを流したりできる。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


 
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