レンズの種類について

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基礎知識 —

ネットワークカメラのレンズは広角レンズ、望遠レンズ、バリフォーカルレンズ、ズームレンズ等があり、それぞれ画角や特長が異なります。

 

レンズの分類

レンズの種類 特長 用途
広角レンズ 画角が広く、より広い範囲の情報を取得できます。
広角レンズは被写界深度が深く、弱い光でも優れたパフォーマンスを提供します。
広い範囲の人や物を撮影する場合
望遠レンズ 画角は狭くなりますが、画像の詳細情報を取得できます。
望遠レンズは標準的なレンズより光を集める能力が低くなります。
小さな被写体や遠くの被写体を撮影する場合
バリフォーカルレンズ 焦点距離を変えることが可能で、設定した焦点距離に合わせて画角が変化します。
画角は手動で調整することができますが、画角を変えたときはピント合わせを行う必要があります。
カメラ設置後に画角調整が必要な場合(手動設定)
ズームレンズ バリフォーカルレンズと同様に異なる画角を使用することができます。
レンズの調整は手動、またはモーターを遠隔制御して行うことができます。
画角を変えたときに再度ピント合わせを行う必要はありません。
3倍ズームという意味は、焦点距離の最長(望遠)と最短(広角)の比率を指しています。
カメラ設置後に画角調整が必要な場合(遠隔で設定が可能)

コストは一般に、以下の順で高くなります。
広角レンズ、望遠レンズ < バリフォーカルレンズ < ズームレンズ

 

各レンズのカメラ映像比較

○下の図は、各レンズでのカメラ映像を比較した図です。標準画角は人の目とほぼ同じ画角です。(※カメラにより見え方は異なります)

各レンズのカメラ映像比較較

 

○下の映像は、ズームレンズ搭載カメラで18倍光学ズームをした映像です。(AXIS P5534-E)

ズームレンズ搭載カメラ映像(AXIS P5534-E)

 

使用用途例

広角レンズ

 

望遠レンズ

 

バリフォーカルレンズ

 

ズームレンズ

 

目的に応じたレンズを選択することで
適切なコストで最適なソリューションが可能となります。

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