雨に濡れても使えるの?~屋外対応カメラの防塵・防水性能~

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基礎知識 —

屋外に監視カメラを設置する場合、カメラがどのくらい頑丈なのか気になりますよね。
大雨や強風でも壊れないカメラを選ぶためには、カメラの防塵・防水性能を調べることが大切です。
防塵・防水性能にはJIS(日本産業規格)で定められた等級があり、ネットワークカメラの仕様表にもこの規定に基づいた防塵・防水レベルが記載されています。

雨に濡れても使えるの?~屋外対応カメラの防塵・防水性能~

IPコード

防塵・防水の性能は、「IP66」のようにIPから始まるコードで表記されます。

IPコード

外来固形物に対する保護等級

防塵の性能は7段階に分けられています。

等級 内容
0級 特に保護がされていない
1級 直径50mm以上の固形物が中に入らない(握りこぶし程度を想定)
2級 直径12.5mm以上の固形物が中に入らない(指程度を想定)
3級 直径2.5mm以上の固形物が中に入らない
4級 直径1mm以上の固形物が中に入らない
5級 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵形)
6級 粉塵が中に入らない(耐塵形)

水の侵入に対する保護等級(防水)

防水の性能は9段階に分けられています。

等級
0級 特に保護がされていない
1級 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴I形)
2級 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴II形)
3級 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防雨形)
4級 あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
5級 あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
6級 あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
7級 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
8級 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)※ウィキペディアから引用

屋外対応カメラをお探しの際は、ぜひカメラの保護等級をご確認ください。

 
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