バレット型カメラ(ボックス型カメラ)とは?メリットや設置のコツ!

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基礎知識 —

こんにちは!ネットワークカメラとIP監視カメラシステムのシステム・ケイです。
外やお店などに設置される防犯カメラには、様々な形状のものがあります。
今回はその中でも特に存在感が際立つ、ボックス型カメラについて詳しく紹介していきます!

ボックスカメラ1

バレット(ボックス)型カメラとは?

バレット(ボックス)型防犯カメラとは、標準型(スタンダード)防犯カメラとも呼ばれており、上の画像のような、四角い箱に丸いレンズのついた、一般的にイメージされる形状の防犯カメラです。不特定多数の人が大勢出入りする施設等に広く普及しており、どこを撮影しているのか一目でわかる形状のため、防犯カメラの存在を意識させ犯罪を未然に防ぐ効果が見込めます。

バレット(ボックス)型カメラのメリット・デメリット

バレット(ボックス)型カメラのメリットとして、一つは前述したように、カメラの存在をアピールすることによって不審者には威圧感を、訪れる人には安心感を与えることができます。
他にも、カメラレンズの取り外しができるタイプが多いため、監視場所や目的に応じてレンズを交換できるという特徴があります。

さらに、ハウジングと呼ばれる雨風や粉塵からカメラを守る専用のカバーを付けることで屋外にも対応させることができ、このカバーを付けた状態のカメラを、その弾丸のような形状からバレット(ボックス)型カメラと呼びます。

逆にデメリットは、カメラの撮影範囲がわかりやすいため、死角を狙って侵入される可能性があることや、応接室などのプライバシー性の高い部屋などに設置する場合、監視されているという圧を必要以上に与えてしまうといったことがあげられます。そのため、しっかりと目的や空間にあったカメラ選びをする必要があります。

バレット型カメラやボックス型カメラの対として、ドーム型カメラというものもあります。
ドーム型カメラとは?その特長と利用例をご紹介!

バレット(ボックス)型カメラの利用例

バレット(ボックス)型カメラの利用例としては大きく分けて二つあります。

一つ目は店舗で利用する場合です。
レジでは手元が映るような位置に設置することで、お客様と従業員両方のお金のやり取りの記録をすることができ、特にバレット(ボックス)型カメラを設置することで従業員の横領などの抑止にもなります。
他にも、出入り口が見える位置に設置することで、防犯カメラの存在自体をアピールすることができ、店内でのトラブルを未然に防いだり、もしトラブルが起きた際にも、その人物の顔をしっかりと記録することができます。

二つ目は、屋外に設置する場合です。
住宅の出入り口や駐車場、庭のような、人が出入りしたり侵入経路となるような場所に設置することで、泥棒など不法侵入を試みる人への抑止力となります。

ボックスカメラ2

設置位置選びのコツ

撮影範囲の限られているバレット(ボックス)型カメラでは、取り付ける位置にもセオリーがあります。基本的には手前が映るような向きで敷地の奥に設置するのですが、場所や守りたいものによって以下のようなパターンに分かれる場合があります。

  • クロス位置
      カメラの向きがクロスするように設置し、撮影したい範囲に死角をなくすことができる。
      駐車場や店舗の入り口、工場などで用いられている。
  • ラウンド位置
      建物など守りたい対象を囲むような範囲が撮影できるように設置し、侵入を警戒する際に使われる。
      戸建て住宅、資材置き場などで用いられる。
  • 正面位置
      守りたい対象の前後に設置し、対象のみを確実に死角を作らずに撮影することができる。
      美術館や高価な商品、レジなどで用いられる。

設置位置

このように、防犯カメラの設置位置にも対象に応じて様々なパターンがありますが、必要なカメラの数も変わっていくため、予算と合わせて考えていく必要があります。

設置時の注意点

設置する位置や向きによって撮影範囲が限られてくるバレット(ボックス)型カメラでは、設置時に注意するポイントがいくつかあります。

①防犯カメラの高さ
 一般的には1階と2階の間が多く、高くても4m以下に抑えるように設置すると良いです。
 高ければ高いほど視野は広くなるのですが、見下ろす形となってしまうため、不審な人物が現れた際にも頭しか映らないといった問題が出てくるためです。
 しかし低すぎても簡単に壊すことができてしまうため、3〜4mがおすすめです。

②防犯カメラの方角
 まれにカメラが日差しで逆光になり何も映らないという現象が起きます。
 これは空を映さないことで対策することができます。
 設置位置が低すぎると、画角がうまく取れないということもあるため、その場合少し高めに設置して角度をつけると良いです。
 特に朝日がさす東向きと、夕日が沈む西向きに設置したい場合注意が必要です。

どうしても逆光を避けられない場合、逆光でも見えるように調節してくれる機能がございます!
逆光でも大丈夫!WDR(ワイドダイナミックレンジ)機能

バレット(ボックス)型カメラの製品例

ここまで特徴などについて説明してきましたが、いざカメラを選ぼうと思うとたくさんあって迷ってしまうかと思います。
ですのでここでは、バレット(ボックス)型カメラの中からいくつか紹介させていただきます。ぜひ参考にしてください!

AXIS M1137 Mk II:5メガピクセルを手ごろな価格で

紹介1
AXIS M1137 Mk IIは主に室内での設置に向いているコンパクトなカメラで、低光量の条件下でも優れた画質を実現する5メガピクセルの解像度を備えています。さらに内蔵マイクロフォンと音声録音を備えているため、固定エリアで音声を聞き記録することができます。

詳細はこちら

AXIS M1137-E Mk II:手ごろな価格の屋外カメラ

紹介2
こちらは上で紹介したカメラの屋外対応版です。上記の性能のほかにも、PoEと冗長DC電源に対応しているため柔軟な設置が可能で、停電が発生した場合でもデータは保護されたり、暗い部分と明るい部分が混在する場所でも鮮明な映像を撮影できます。

詳細はこちら

AXIS P1377-LE:多彩な機能をもった屋外対応カメラ

紹介2
AXIS P1377-LEは非常に多彩な機能を有したカメラで、5メガピクセルでは30フレーム/秒、HDTV 720pでは180フレーム/秒での撮影が可能で、低温や高温下、カメラが振動にさらされている状態でも安定した映像を届けることができます。さらに明るさが不十分な状況でも鮮明なカラー映像を記録することができる高性能なカメラです。

まとめ

  • バレット(ボックス)型カメラは、撮影範囲がわかりやすく犯罪の抑止となりやすい防犯カメラ!
  • 撮影範囲が限られてることを意識し、設置位置に注意する必要がある!

いかがでしたか?
この記事で少しでも防犯カメラの特徴や設置位置といった理解が深まってくれていると幸いです。
実際に防犯カメラの購入や設置等を検討する際、
ご相談承りますのでシステム・ケイまでぜひお気軽にお問い合わせください!

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