ドーム型カメラとは?その特長と利用例をご紹介!
こんにちは!
ネットワークカメラとIP監視カメラシステムのシステム・ケイです。
皆さん、ドーム型カメラはご存じですか?
当記事では、オフィスや店舗のようなビジネスシーンでドーム型カメラのご利用をお考えの方への解説をいたします。
ご自身の使い方に合ったカメラ選びのため、ぜひ当記事を参考にしてください!
ドーム型カメラとは?
ドーム型カメラ(ドームカメラ)とは、名前の通りドーム状のカバーに格納されたカメラのことです。
日常の様々な場所で見かけることがありますから、設置イメージもしやすいのではないでしょうか?
ドーム型カメラ独自の特長、用途について具体例を用いながら分かりやすくお伝えいたします!
ドーム型カメラの様々なメリット
コンパクトなサイズ感
真っ先に挙げられる特長が、カメラっぽくない見た目です。
存在感が小さく空間にうまく溶け込むため、カメラが設置してあると気づかないくらい自然な配置になります。
威圧感を与えづらいため、お客様がリラックスして施設を利用できるようになります。
また、カバーによりカメラ本体が隠れるため、レンズの向いている方向がわかりにくく、本来死角となる場所にも防犯効果を与えることができます。
広い撮影範囲
カメラの首振り機能があるもの(PTZカメラ)の場合、1台でかなりの広範囲を撮影できます。
最小限の設置台数でも高いパフォーマンスを発揮することが期待できますね!
PTZ(パンチルトズーム)カメラとは
場所を選ばずに設置できる
特に弊社取り扱いメーカーのAXIS社やVIVOTEK社の製品には防塵防水(IP66)・耐衝撃(IK10)性能を備えたものが多く、屋内外を問わず様々な場所・状況での撮影が可能です。
「IP66」「IK10」というのは防塵防水や耐衝撃に関する電気機器の規格を示しており、暴風雨やカメラへの破壊行為にも耐え得る性能となっています。
雨に濡れても使えるの?~屋外対応カメラの防塵・防水性能~
機能追加による高い拡張性
赤外線機能
赤外線照明による暗視機能を搭載したモデルであれば、明かりのない場所でも鮮明な映像が撮影できます。
夜間の監視にとても役立ちますから、是非利用したい機能ですね。
赤外線カメラについて、機能やメリットをご紹介!
映像の分析機能(AI機能)
監視カメラのシステムにAIによる画像認識機能を追加することができます。
駐車場の混雑状況の把握や、工場の生産ラインにおける省人化など、用途は多岐にわたります!
監視カメラシステムにAI機能を追加できます。「AI画像認識構築サービス」
ボックス型カメラとの違いは?
コンパクトで空間に調和しやすいドーム型カメラとは対照的に、存在感が大きくカメラ自体を視認しやすい「ボックス型カメラ」という種類のカメラが存在します。
こちらは不審者に対して威圧感を与え犯罪を未然に防ぐ効果を期待できますが、場所を選ばないとお客様にまで威圧感を与えてしまう可能性があります。
これらドーム型カメラとは対になる特徴から、ドーム型カメラとボックス型カメラは、目的や設置場所に応じて使い分ける必要があります。
ボックス型カメラ(バレット型カメラ)とは?メリットや設置のコツ!
ドーム型カメラの利用例
カフェなどのお店で
コンパクトで目立たないドーム型カメラなら、『見られている』という威圧感をお客様に与えることなく設置できます。
景観や雰囲気が重要なカフェやアパレルショップなどでは、特に重宝することでしょう。
さらに、赤外線の暗視機能を利用すれば消灯してからも映像の撮影が可能なので、営業時間外の防犯目的にも役立ちます。
駐車場の監視用に
視界の開けた広い場所の監視は、ドーム型カメラの得意分野です!
最小限の設置台数でも高いパフォーマンスを発揮することが期待できます。
さらに車両の画像認識機能などのAI技術と組み合わせれば、防犯以外の用途にもご活用いただけます。
▽実際に撮影した映像も併せてご覧ください!▽
ドーム型カメラの製品例
まとめ
- ドーム型カメラとは、名前の通りドーム状のカバーに格納されたカメラのことです。
- 様々な特長や機能により、屋内外を問わず幅広い設置状況に対応できます。
- 目的に応じて設置場所に最適なタイプを選ぶことが重要です。
いかがでしたか?
ドーム型カメラには多彩なメリットがあることが、お分かりいただけたことと思います。
設置場所や使用目的に合ったカメラ選びの一助となれましたら幸いです!
今回の記事に関するご質問がある方や、ドーム型カメラの導入をご検討の方は、ご相談承りますのでシステム・ケイまでぜひお気軽にお問い合わせください!