バレット型カメラ(ボックス型カメラ)とは?メリットや設置のコツ!
外やお店などに設置される防犯カメラには、さまざまな形状のものがあります。
今回はその中でも特に存在感が際立つ、バレット型カメラ(ボックス型カメラ)について詳しく紹介していきます!

目次
バレット型カメラ(ボックス型カメラ)とは

バレット型防犯カメラ(ボックス型防犯カメラ)とは、標準型(スタンダード)防犯カメラとも呼ばれている防犯カメラです。
四角い箱に丸いレンズが付いた、一般的に防犯カメラと聞いてイメージされやすい形状をしています。
弾丸(バレット)のような形状をしていることから、バレット型と呼ばれています。
不特定多数の人が出入りする施設などに広く普及しており、どこを撮影しているのか一目で分かる形状のため、防犯カメラの存在を意識させ、犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。
ドーム型カメラとは何が違うの?

特長の違い
バレット型カメラとよく比較されるものに、ドーム型カメラがあります。
ドーム型カメラは、名前のとおりドーム状のカバーに囲まれた半球型の形状をしています。
バレット型カメラとは異なり、デザインが周囲に馴染みやすいため、来訪者への威圧感が少なく、カメラの存在に気づかれにくい状態で撮影できることが特長です。
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実際の見え方はどう変わる?
バレット型は直線的なフォルムからも想像がつくように、一方向の撮影に特化しています。
また、望遠性能の高いレンズやバリフォーカルレンズを搭載したモデルも多く、一方向を遠距離まで監視する用途に適しています。
一方、首振り機能が搭載されたドーム型カメラのPTZカメラであれば、1台で広範囲を撮影することが可能です。
バレット型とドーム型はどちらが良いの?
バレット型カメラとドーム型カメラには、それぞれ長所と短所があります。
一概にどちらの形状が優れているとはいえないため、設置する目的や場所、撮影したい範囲に応じて使い分けることが重要です。
それぞれのカメラの特長をしっかりと理解し、用途に合ったカメラを選びましょう。
| バレット型カメラ (ボックス型カメラ) |
ドーム型カメラ | |
|---|---|---|
| 見た目 | 直線的で存在感がある | 半球型でコンパクト |
| 威圧感 | 高い(抑止力が強い) | 低い(目立ちにくい) |
| 撮影方向 | 外から分かりやすい | 外から分かりにくい |
| 得意な撮影 | 一方向・遠距離の撮影 | 広範囲の撮影 |
| 主な用途 | 駐車場、出入り口、通路、資材置き場など | 店舗内、オフィス、マンション、公共施設など |
バレット型カメラのここが強み!
存在するだけで犯罪行為の抑止力に
バレット型カメラは、目立ちやすいデザインをしています。
そのため、設置場所やカメラの向いている方向が認識しやすくなっています。存在をアピールすることができるため、不審者には威圧感を、訪れる人には安心感を与えることができます。
遠くまで鮮明に撮影できる
前述のとおり、バレット型カメラは本体の大きさに関する制約が比較的少ないため、高性能なカメラやレンズを搭載できます。
一般的な広角モデルでは、出入口や駐車場など近距離の範囲広く監視する用途に適しています。
電動ズーム機能を備えたバリフォーカルレンズ搭載モデルや、光学ズーム性能に優れたモデルであれば、数十メートル先の人物や車両のナンバープレートまで鮮明にとらえることが可能です。
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高い耐久性能
バレット型はハウジングと呼ばれる雨風や粉塵からカメラを守る専門のカバーを取り付けることで、屋外での監視にも対応させることができます。
カメラ単体でも防塵・防水性能を備えたモデルは数多くありますが、その性能はモデルによって異なります。
屋外に設置する際はIP等級などを確認し、設置環境に合った性能を持つものかどうかを事前に確認して選定しましょう。
知っておきたいデメリット
広い範囲の撮影には向いていない
バレット型は一方向の撮影に特化している反面、広範囲の撮影にはむいていません。
そのため死角が多くなってしまい、設置の際には注意が必要です。
また、死角を減らすためには設置台数も必要になり、運用コストが高くなってしまう可能性があります。
良い意味でも悪い意味でも目立ちやすい
バレット型カメラは、特徴的なフォルムや大きさによって、防犯カメラの存在を強くアピールできます。
一方で、カメラが向いている方向が分かりやすいため、撮影範囲や死角を推測されやすい傾向があります。
また、設置場所が外から確認しやすいため、手の届く位置に設置すると、カメラを破壊されたり、画角を意図的にずらされたりする可能性があります。
周囲の環境や建物のデザインに馴染みにくく、景観を損ねる場合があるほか、一般の来訪者に意図せず威圧感を与えてしまうことにも注意が必要です。
バレット型カメラはこんなところで使われています!
屋外での使用例

バレット型カメラは、その大きさや目立ちやすい見た目から、設置するだけでも犯罪行為への抑止力が期待できます。
そのため、人の出入りが多い施設の出入り口や、侵入経路となりやすい場所によく設置されています。
赤外線LEDを搭載したカメラであれば、暗い場所でも映像を記録できるため、駐車場など夜間の監視が必要な場所にも適しています。
また、ズーム機能を備えたレンズを使用することで、長い通路など遠方まで確認したい場所でも活用できます。
主な活用例として、以下の場所があります。
- 駐車場
- 店舗や施設の出入り口
- 工場や倉庫の周辺
- 資材置き場
- 長い通路や敷地の境界
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屋内での使用例

屋内では、主に店舗や施設内で利用されています。
レジ周辺では、手元が映る位置に設置することで、お客様と従業員の金銭の受け渡しを記録できます。
存在感のあるバレット型カメラを設置することで、店舗内での不正行為や従業員による横領などを抑止する効果も期待できます。
また、出入り口が見える位置に設置すれば、防犯カメラの存在を来訪者へアピールでき、店内でのトラブルを未然に防いだり、もしトラブルが起きた際にも、その人物の顔をしっかりと記録することができます。
主な活用例として、以下の場所があります。
- 店舗のレジ周辺
- 店舗や施設の出入り口
- バックヤード
- 倉庫内
- 重要な商品や設備の周辺
設置の際のポイント
設置位置選びのコツ
撮影範囲の限られているバレット(ボックス)型カメラでは、取り付ける位置にもセオリーがあります。基本的には手前が映るような向きで敷地の奥に設置するのですが、場所や守りたいものによって以下のようなパターンに分かれる場合があります。
- クロス位置
カメラの向きがクロスするように設置し、撮影したい範囲に死角をなくすことができる。
駐車場や店舗の入り口、工場などで用いられる。 - ラウンド位置
建物など守りたい対象を囲むような範囲が撮影できるように設置し、侵入を警戒する際に使われる。
戸建て住宅、資材置き場などで用いられる。 - 正面位置
守りたい対象の前後に設置し、対象のみを確実に死角を作らずに撮影することができる。
美術館や高価な商品、レジなどで用いられる。

設置の際の注意点
設置する位置や向きによって撮影範囲が限られてくるバレット(ボックス)型カメラでは、設置時に注意するポイントがいくつかあります。
① 防犯カメラの高さ
一般的には1階と2階の間が多く、高くても4m以下に抑えるように設置すると良いです。
高ければ高いほど視野は広くなるのですが、見下ろす形となってしまうため、不審な人物が現れた際にも頭しか映らないといった問題が出てくるためです。
しかし低すぎても簡単に壊すことができてしまうため、一般的な目安として3〜4mがおすすめです。
また、赤外線照射機能を持つ暗視カメラの場合、赤外線が照射される夜間撮影では映像が白飛びすることがあります。
カメラと壁の距離が近すぎる場所に設置した場合、赤外線LEDを照射した際に白い壁・床面などの近い物体に光が反射し白飛びの原因となってしまいます。
周囲の壁や床が画角に大きく入らないよう、設置位置や角度にも注意しましょう 。
② 防犯カメラの方角
まれに日差しが直接レンズに入ると、逆光によって人物や車両が暗く映る場合があります。
特に東向き・西向きに設置する場合は、時間帯による太陽の位置も考慮し、逆光になりにくい位置や角度を選びましょう。
設置位置が低すぎると、画角がうまく取れないということもあるため、その場合少し高めに設置して角度をつけると良いです。
③ 背面ケーブルの防水処理
屋外にカメラを設置する際は、カメラ本体だけでなく、ケーブルの接続部分にも防水処理が必要です。
カメラ本体が高い防水性能を備えていても、ケーブルの接続部分がむき出しになっていると、そこから雨水が侵入する可能性があります。
ジャンクションBOXへ接続部分を収納したり、防水テープを適切に巻いたりするなど、設置環境に合った防水処理を行いましょう。
防水処理が不十分な場合、雨水が接続部分から内部へ侵入し、基板の腐食やショート、カメラの故障につながるおそれがあります。
おすすめのバレット型カメラ
ここまでご紹介してきた特長を踏まえても、実際にカメラを選ぶとなると選択肢が多くて悩んでしまうもの。
そこで、よくあるお悩み・課題別におすすめのバレット(ボックス)型カメラを2種類ご紹介します。
満空情報管理 AI内蔵カメラ:最大100台分の駐車スペースも判別可能!
車両の有無はカメラ本体で解析されるため、管理センター側に専用の画像認識機器を設置する必要がありません。また、判定に必要なデータのみを送信することで、ネットワークへの負荷を抑えながら効率的に運用できます。
SK VMS内蔵カメラ:サーバー不要で、AIも録画もこれ1台
専用の録画サーバーやレコーダーが不要なため、導入コストや設置スペースを抑えられます。人物や車両の検知にも対応し、1台から複数拠点まで柔軟に運用できる映像監視ソリューションです。
まとめ
- バレット(ボックス)型カメラは、撮影範囲がわかりやすく、犯罪の抑止力を発揮しやすい防犯カメラ!
- 一方向や遠距離の撮影に適している一方で、広範囲の撮影には向いていない場合がある
- 撮影範囲が限られることを考慮し、設置位置や高さ、向きを適切に調整する必要がある
いかがでしたか?
この記事を通じて、防犯カメラの形状ごとの特長や、バレット型カメラを設置する際のポイントについて、少しでも理解を深めていただけましたら幸いです。
実際に防犯カメラの購入や設置をご検討の際は、ご相談を承りますので、システム・ケイまでぜひお気軽にお問い合わせください!
