ONVIFとは?

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基礎知識 —

こんにちは!
ネットワーク監視カメラとAI画像認識システムのシステム・ケイです。

突然ですが「ONVIF」という言葉、ご存じでしょうか?
聞き慣れない言葉ですが、ONVIFはネットワークカメラなどの機器同士をつなぐのに重要な役割を果たしています。

今回はONVIFやONVIFに対応したネットワークカメラについてご紹介します!

ONVIFについて

ONVIFとは?

ONVIF(オンビフ、Open Network Video Interface Forum の略)とは
ネットワークカメラ製品同士に互換性を持たせる
ための規格標準化フォーラムです。規格標準化フォーラムとは簡単に言ってしまえばUSBやtype-Cケーブルのようなものです。異なる会社が作った電子デバイスをこれらのケーブルでつなぐことができるように、ONVIFはネットワークカメラなどの機器をつなぐ役割を果たします。

■ONVIFのホームページはこちら!!(英字記事です)

USBケーブル画像

ONVIFプロファイルとは?

ONVIFの規格で用いられているプロファイルであるONVIFプロファイルについて説明します。そもそも「プロファイル」とはある対象の設定に関するデータの集合のことです。ONVIFプロファイルはONVIF規格の設定に関するデータの集合ということになります。ONVIF設定に関していくつか種類があり、用途や機械の種類によって使い分け、組み合わされています。

ONVIFの種類

電子デバイスをつなぐケーブルにUSBなどの種類があるようにONVIFのプロファイルにもいくつか種類があります。
ネットワークカメラは主にプロファイルGとプロファイルSに準拠しています。

プロファイルA
  • 資格情報の付与/取り消し
  • スケジュールの作成
  • アクセスルールの割り当て
プロファイルC
  • サイト情報と構成
  • イベントおよびアラーム管理
  • ドアアクセス制御
プロファイルD
  • ユーザー認証情報とアクセス要求の転送
  • ロック/ロック解除などのアクションを実行
プロファイルG
  • 録画の構成、リクエスト、および制御
  • オーディオとメタデータストリームの受信
プロファイルM
  • メタデータのAnalytics構成と情報クエリ
  • メタデータの構成とストリーミング
  • 一般的なオブジェクト分類のサポート
  • 地理位置情報、車両、ナンバープレート、人間の顔と体のメタデータ定義
プロファイルS
  • ビデオのストリーミングと構成
プロファイルT
  • H.264 / H.265 ビデオ圧縮
  • イメージング設定
  • モーションアラームと改ざんイベント
  • メタデータストリーミング
  • 双方向オーディオ
プロファイルQ
  • IPベースにおけるネットワーク上のプロファイルQ準拠製品の検出(現在は非推奨)

プロファイルA

プロファイルAはアクセスやスケジュールに関するプロファイルです。従業員の認証情報の付与、取り消しやスケジュールの作成、更新を目的としています。

プロファイルC

プロファイルCは電子制御アクセスについての規格です。具体的にはウェブサイトの情報やドアの電子ロック・入退室の管理、イベント・アラームの管理のルールを定めています。

電子ロック付きドアの画像

プロファイルD

プロファイルDはプロファイルCで管理されているドアなどの電子ロックの周辺デバイス(キーパッド・ディスプレイ・指紋認証・センサーなど)のルールを定めています。

■顔認証システムの活用方法

キーパッド・ディスプレイ・指紋認証・センサーの画像

プロファイルG

プロファイルGはネットワークカメラの録画データの設定・検索・再生や録画開始・終了のルールを定めたものです。

カメラの録画、再生的な画像

プロファイルM

プロファイルMは、メタデータの分析や処理、フィルタリング、ストリーミングのルールを定めています。具体的には地理的な位置情報、車両、ナンバープレート、人間の顔などのデータの分析等について定めています。

■【駐車場管理に】車両ナンバー認識システムの活用例5選

プロファイルMのイメージ画像

プロファイルS

ネットワークカメラなどの通信機器の映像や音声の通信、PTZ機能、準拠デバイス同士のリレー出力の ONVIF仕様などのルールを定めています。

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プロファイルT

プロファイルTは、IPベースのビデオシステム用に設計されています。プロファイルTは、エンコード形式H.264およびH.265の使用などのビデオストリーミング機能、画像設定、モーションやいたずら検出などのアラームイベントをサポートします。

プロファイルQ

プロファイルQはIPベース(インターネットプロトコル)のネットワーク上のプロファイルQ準拠製品(ネットワークカメラなど)を検出することを目的にルールを定めたものです。2022年4月1日に非推奨の機能となっています。

ONVIFのメリット

①機種選択の幅が広がる

ONVIFの1つ目のメリットとして機種選択の幅を広げられることが挙げられます。ONVIFに準拠している製品ならば特定の企業やブランドに縛られることなく、製品を使用することができます。また、ONVIFに準拠している製品は25,000点以上あるため(2023年時点)、使用用途に合わせて必要な製品を組み合わせることができます。

②コストを抑えられる

ONVIFの2つ目のメリットは設備を増やす際にコストを抑えられることです。ONVIFに準拠した製品から選ぶことで異なるメーカーの組み合わせでも利用が可能になります。ひとつのメーカーに製品を統一しなくてもよいので、総合的にコストを下げることができます。(ただし、ONVIF規格のカメラ同士でも互換性が無い場合があるので、機器のメーカーに確認することをおすすめします)

ONVIF非対応でもSK VMSなら総合管理ができるかも!

ONVIF非対応の場合でも弊社システム・ケイの製品であるソフトウェアのSK VMSであればONVIFに限らず、USBのウェブカメラや各メーカーのカメラ等、幅広いカメラに対応しており、統合管理が可能です。

SK VMSとは?

SK VMSは、弊社システム・ケイのVMS製品のネットワークカメラ映像管理システムです。従来の製品と比べ、優れた操作性と拡張性、高い耐障害性を特長としています。
VMSは「Video Management Software/System」の略で、ネットワークカメラで撮影した映像の録画、管理、閲覧をするためのソフトウェアです。
ネットワークカメラ(IPカメラ)などからのライブ映像を検出・設定・録画・検索・共有するソフトウェアプラットフォームです。

■SK VMS対応メーカーの一覧はこちら!

SK VMSの便利な機能

SK VMSの便利な機能として

  • 自由にレイアウトができる
  • AIとの連携が可能

が挙げられます。それぞれ簡単にご紹介します!

自由なレイアウト

従来のNVR、VMSでは、決まったサイズ・配置のレイアウトパターンにカメラを配置してレイアウトを作成します。
SK VMSのレイアウトは、グリッド(格子)状になっている画面の上に、カメラを自由なサイズ、自由な位置に配置して作成できます。
また、配置したカメラ映像は、見たい角度に映像を回転させることや、映像の一部だけをデジタルズームで切り出して拡大表示することで、見たい部分だけを大きく見せることができます。

詳しくはこちらのページをご覧ください!
■SK VMSの特長:自由なレイアウト

AI連携

SK VMSとAI画像認識連動システムを使用することで、ネットワークカメラの映像管理システム(映像閲覧、録画、検索など)とAI画像認識がシームレスに連動し、解析結果をリアルタイムに表現することができます。
特徴としては、

  • 様々な行動を解析
    暴力、転倒など人の行動を解析します。
  • 解析結果の表示
    AIで解析した結果は、SK VMSの画面右側に画像で表示されます。
  • 複数のAI機能の同時利用
    ひとつのカメラに対し、複数のAI解析機能を設定することができます。
  • SK VMSのイベントルールと連動
    SK VMSのイベントルール の機能を使うと、AIで暴力行為などを検知したときに、通知表示や音声再生などの機能を作動させることができます。
    例:暴力行為を検知したときに、該当カメラの映像を表示する。

があります。

詳しくはこちらのページをご覧ください!
■SK VMS + AI 画像認識連動システム

まとめ

  • ONVIFとはネットワークカメラ製品同士に互換性を持たせるための規格標準化フォーラム
  • ネットワークカメラに主に用いられているのはプロファイルGとプロファイルS
  • ONVIF準拠製品を導入すると、機種選択の幅が広がり増設のコストが低減できる!
  • ONVIF非対応でもSK VMSなら総合管理ができる!
  • SK VMSは直感的に自由にレイアウトでき、AIとの連携が可能!

今回はONVIFについてご紹介しましたが、おわかりいただけましたか?
複雑でよくわからないと思われた方もいるかもしれません。
ご相談承りますので、システム・ケイまでぜひお気軽にご相談ください!

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