電話番号:011-704-4321 受付時間:平日9:00-18:00

ネットワークカメラとIP監視カメラシステムの総合サイト

お問い合わせ

双方向通信とは?「全二重通信」と「半二重通信」の違いは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

基礎知識 —

こんにちは!
新年度になり、「新人」が取れました、システム・ケイのクッキーです。

 
監視カメラの仕様などで、音声の項目に、「全二重通信」や「半二重通信」と書かれているのを目にすることがあります。これらは二つとも、「双方向通信」と呼ばれる通信の仕組みの一つです。

 
これだけでは、この項目がどういう意味なのかわからない方がいるかもしれません。
そこで今回は、この「双方向通信」ってどういうものなの?「全二重通信」と「半二重通信」の違いは?というお話をしたいと思います。

 

「双方向通信」と「単方向通信」

「双方向通信」とは?

「双方向通信」とは、「受信」と「送信」の双方向の通信ができる仕組みのことです。

・・・そのままですね。

 

「双方向通信」をできる具体的なものを挙げてみると・・・

  • 電話機
  • トランシーバー
  • デジタルテレビ

などですね。

とはいえ、最近の通信機器はほとんどが双方向通信に対応しているので、あまりピンとこないかもしれません。

なので比較として、双方向ではない通信、「単方向通信」について説明してみます。

 

「単方向通信」とは?

「単方向通信」とは、「送信」か「受信」のどちらか片方しか行えない通信の仕組みのことです。

 
「単方向通信」をできる具体的なものは・・・

  • ポケベル
  • アナログテレビ

などです。

 
ポケベルは電話機からの着信を受け取る「受信」専用機ですし、
アナログテレビも、デジタルテレビの「dボタン」のような送信機能を持たず、
映像を「受信」することしかできません。

 
この様な、受信専用、または送信専用な通信のことを「単方向通信」と呼びます。

 

「全二重通信」と「半二重通信」

「双方向通信」はさらに「全二重通信」と「半二重通信」に分けられる

「双方向通信」は、「送信」と「受信」の両方を行える通信の仕組みだとお話しました。
この「双方向通信」ですが、どのように送受信を行うかによって、さらに2つに分類することができます。

それが、「全二重通信」「半二重通信」です。
先ほどの双方向通信できる機器の例でいうと、電話機は「全二重通信」にあたり、トランシーバーが「半二重通信」に該当します。

これらは2つとも「双方向通信」の1つなのですが、どのように違うのでしょうか?
それは、「送信と受信を同時にできるかどうか」です。
 

「全二重通信」とは?

「全二重通信」は、「送信」と「受信」を同時に行うことができる通信方法です。
通信相手との間に、送信用と受信用の2本の経路が繋がっているイメージです。

電話を使って会話する場合、お互いが一緒に話し始めても、きちんと両方の声が相手に届きますよね。

この様に、話す(送信)と聞く(受信)を同時に行っても、
それぞれ相手に届けることができる通信を「全二重通信」といいます。

 

「半二重通信」とは?

「半二重通信」は、一度に「送信」と「受信」のどちらか片方しか行えない通信方法です。
通信相手との間に1本だけ経路が繋がっていて、「送信」と「受信」を交互に行うイメージです。

ドラマなどで警察が、トランシーバーに向かって「・・・です。どうぞ」と話しているシーンがありますよね。

あれは「どうぞ」と最後に言うことで、自分の話が終わったので相手に「話し始めて良いですよ」、とタイミングを伝えています。

トランシーバーは、自分が話している最中には、相手の声を聞くことができないのです。
そのため、話終わったタイミングを相手に伝えて、話す人(送信)と聞く人(受信)を切り替える必要があります。

よく、間違って相手が話している最中にトランシーバーのボタンを押して自分が話そうとして、
「警告音が鳴ってしまった」という経験をお持ちの方もいると思います。

この様に、「送信」と「受信」を交互に行う必要のある通信を「半二重通信」といいます。

 

監視カメラの「全二重通信」と「半二重通信」

監視カメラの機能の中にも、「全二重通信」と「半二重通信」が関っているものがあります。
先ほどの電話機とトランシーバーの例そのままなのですが、カメラの「音声通話機能」がそれにあたります。
音声通話機能を持つカメラの仕様書をよく見てみると、「全二重」や「半二重」と書かれていることがあります。

 
例えば、Axis P1367というカメラは「全二重通信」対応の音声通話機能を持っています。

このカメラの仕様書を見てみると、「音声ストリーミング」の項目に「全二重」と書かれています。

「音声ストリーミング」の項目に「全二重」と書かれています。

これは、このカメラが電話機の様に、「話す」と「聞く」を同時に行えることを示しています。

 
反対に、Axis M1065-Lというカメラは「半二重通信」対応の音声通話機能を持っています。
仕様書を見てみると、今度は「半二重」と書かれています。

「音声ストリーミング」の項目に「半二重」と書かれています。

このカメラは、音声通話をする時に、「話す」と「聞く」を切替えながら通話する必要があることがわかります。

 

まとめ

今回は、「双方向通信」、そしてその分類である「全二重通信」と「半二重通信」についてお話しました。
どちらの通信方法が良い、悪いではなく、用途によって使い分けられるのが一番だと思いますので、この記事がカメラ選びの参考になれば幸いです。

今回のお話のポイントは3つです。

  • 「双方向通信」は「送信」と「受信」の両方を行うことができる通信の仕組み
  • 「双方向通信」には、「全二重通信」と「半二重通信」という分類がある
  • 「全二重通信」は送信と受信を同時に行えるが、「半二重通信」は送信と受信を交互に切り替えなければ通信できない

 
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

▼クッキーの書いた記事▼
・サーマルカメラについて
・HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)とは、ネットワークカメラとの関係
・RTSP(Real Time Streaming Protocol)とは?ネットワークカメラに関する知識

メルマガ登録はこちら

月に1度ほどお得な情報、お役立ち情報をお届けします。ぜひご登録ください!

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

個人情報の取扱いについて