ドーム全体が回転するシャープドーム技術。監視カメラが雨の日も鮮明に撮影できる仕組みとは?

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AXIS —

こんにちは!システム・ケイ新入社員のリリーです。
今回はAXIS社の「シャープドーム」という技術をご紹介します。

シャープドーム技術とは?

シャープドームは、AXIS社のPTZカメラに使われている技術です。
従来のPTZカメラは、カメラがドームの中で回転する仕組みになっていました。
一方、シャープドームを搭載したPTZカメラはドーム全体が回転します。
従来のカメラではチルト(垂直方向)の動作範囲が-90~90°でしたが、この技術によりさらに20°ずつ動作範囲が広がり、より広い範囲の被写体を識別することができるため、起伏のある場所での利用に適しています。

従来はチルト(垂直方向)の動作範囲が-90~90°でしたが、さらに20°ずつ動作範囲が広がり起伏のある場所での利用に適しています。

 

スピードドライ機能について

シャープドームは、AXIS社独自の機能である「スピードドライ機能」を備えています。
この機能を作動させると、ドームが高速で振動します。
ドームについた水滴を取り除くことができるので、雨の日でも被写体が鮮明に映ります。
また、スピードドライ機能があれば高圧洗浄を利用したドームのお掃除も可能です。

水滴がついたドームカメラ
ドームについた水滴を振動で取り除き、雨の日でも被写体が鮮明に映ります。

 

おすすめの利用シーン

PTZカメラは、ショッピングモール、競技場、道路など様々な公共の場を監視する場合に非常に有効です。
シャープドームを搭載したPTZカメラは特に、エスカレーター、勾配が急な場所、起伏のある道路など、高低差がある環境での監視に向いています。
屋内・屋外どちらの環境でも設置・撮影が可能です。

ショッピングモール、競技場、道路など様々な公共の場を監視する場合に非常に有効です。

 

まとめ

・従来のPTZカメラとは異なり、ドーム全体が回転する。
・カメラの動作範囲が広がり広い範囲の被写体を識別できる。
・スピードドライ機能で水滴を振り落とすことができるので、雨の日でも鮮明な映像を撮ることができる。
・勾配が急な場所やエスカレーターなど、高低差がある環境での監視におすすめ。
 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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