VIVOTEKとは

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VIVOTEK —

こんにちは!
ネットワーク監視カメラとAI画像認識システムのシステム・ケイです。
今回は、台湾に本社を構える、ネットワーク監視カメラ(IPカメラ)業界の世界的企業「VIVOTEK」について解説していきます。

VIVOTEK

VIVOTEKとは

VIVOTEK(ビボテック)は、2000年の創業以来、高性能なネットワークカメラや映像管理ソフトウェア(VMS)、クラウドAIを軸に、インテリジェントセキュリティ分野をリードしてきた台湾発の企業です。
台湾を研究開発(R&D)の拠点とし、拡張性の高さとデータ活用のしやすさを両立したソリューションを提供することで、スマート監視カメラのグローバルスタンダードを築いてきました。

2017年には、台湾の大手電機メーカーであるデルタ電子のビルディングオートメーション事業グループ(BABG:ビル管理システムなどを手がける部門)に参画しました。
グローバル規模の技術リソースを活かしながら事業展開を広げるとともに、「インテリジェントかつ持続可能なセキュリティソリューション」を提供する、世界で最も信頼されるブランドを目指してきました。

そして2026年、BABGはセキュリティ事業においてさらに一歩進んだ戦略フェーズに入っています。
VIVOTEKは、同じデルタグループに属し、カナダを拠点とする映像セキュリティブランド「March Networks」との連携を開始しました。両ブランドが技術面での統合を進め、製品ラインアップを拡充し、業種ごとの使い方に合わせたアプリケーション開発に取り組むことで、監視カメラ・映像管理の分野に新たな機会の創出を推進しています。

▼ネットワークカメラについて 詳しくはこちらから
ネットワークカメラ(IPカメラ)とは

VIVOTEKの技術的な強み

VIVOTEKの技術的な強みについて紹介します。

リアルサイトエンジン

リアルサイトエンジンは、AIで映像を自動最適化し、どんな照明下でも人物や細部を鮮明に映し出す技術です。

映像内の被写体や光の状態をリアルタイムで分析し、明るさやコントラストを最適に調整、逆光などの厳しい環境でも、自然で視認性の高い映像を実現します。
対応モデルにはプリインストールされています。

日光に当たる監視カメラ
▼リアルサイトエンジンについて 詳しくはこちら
リアルサイトエンジン

ビジョンオブジェクト分析

ビジョンオブジェクト分析は、VIVOTEKのAIカメラに搭載された機能で、AIにより映像内の人物や車両の外観特性を認識する技術です。

人物の服の色や車両のタイプなどをエッジAIで解析し、その結果をメタデータとして記録します。これらのデータはVMSやNVRに連携され、Deep Searchを活用することで、服の色や車両タイプといった属性条件を指定し、「赤いTシャツの人物」「黄色いトラック」など的を絞った高度な映像検索が可能になります。

ビジョンオブジェクト分析
▼ビジョンオブジェクト分析について 詳しくはこちら
ビジョン・オブジェクト 分析

Chroma24

Chroma24は、夜間や低照度環境においても、補助照明に頼らずカラー映像を実現する低照度対応技術です。

大型センサーとAI-ISPにより、ノイズを抑えながら色再現性と動きの視認性を向上。 暗所でも鮮明なカラー映像を保ち、夜間の動体や明暗差の大きな環境でも、人物や車両を自然な色とクリアなディテールで捉えます。
低照度下でも安定した映像品質を維持できるため、AIによる人物・車両検知の精度向上や、夜間映像の検索・確認においても信頼性の高い運用を支え、24時間の安全管理に貢献します。

VORTEX(ボルテックス)

VORTEXは、VIVOTEKが提供するクラウド型の映像管理プラットフォームです。

カメラ映像の確認や管理をクラウド上で簡単に行えるほか、AIを活用した分析機能により、日々の運用やセキュリティ管理を効率化します。VORTEXには、カメラを直接クラウドに接続する「クラウド直結型」と、NVRを経由してクラウド接続を行うハイブリッドクラウド型の「VORTEXコネクト」があります。VORTEXコネクトでは、既設のカメラをNVR(ネットワークビデオレコーダー)経由でクラウドに接続できるため、既存のインフラを活かしたままクラウド映像の管理・活用を始められます。

そのため、設備の再構築を行うことなくクラウド化を進めることができ、クラウド導入のハードルを大きく下げることが可能です。さらにVORTEXは、エッジAIとクラウドAIの両方に対応しています。
カメラ側では人物や車両をリアルタイムに検知し、クラウド側では映像検索やインシデント管理を行うことで、現場での即時対応と、後からの確認・分析を両立できます。

これにより、映像活用の幅を広げながら、日常業務の効率化と運用負荷の軽減を実現します。

▼VORTEX動画(日本語訳あり)

WDR Pro

WDR Pro はWDR Enhancedの進化版で、異なる明るさで撮影した2枚または3枚の画像を同時に取得し、それらを1枚の映像として合成します。
これにより、明るい部分も暗い部分もバランスよく、視認性を高めた映像を記録することが可能です。

さらに進化した「WDR Pro II」では、同時に4枚の画像を撮影して合成することで、より視認性の高い映像を記録することが可能になりました。

▼WDRについて 詳しくはこちらから
WDR(ワイドダイナミックレンジ)とは?

Smart Stream III

Smart StreamはVIVOTEK独自のH.264/H.265映像圧縮技術です。

最新版のSmart StreamⅢでは、ROI ベースの圧縮に加え、帯域が限られていてもROIの画質を優先しつつ全体圧縮が可能な「SmartQ」、映像の動きの激しさによってFPSを自動調節してくれる「SmartFPS」という新技術が追加されています。

これらの機能により、画質を犠牲にせず、ストレージや帯域を最大80%削減することが可能です。

▼Smart Stream IIIについて 詳しくはこちらから
Smart Stream III

Smart IR

Smart IR(スマートIR)は、夜間や暗所での監視映像をより鮮明に記録するための赤外線補正技術です。

従来の赤外線カメラでは、被写体がカメラに近づくと光が強く当たりすぎて白飛びし、顔や表情といった細部が見えにくくなる課題がありました。

Smart IRは赤外線の照射強度を被写体までの距離や明るさに応じて自動的に調整し、露出過多を防ぎながら安定した映像を実現します。

SNV(Supreme Night Visibility)

SNV(Supreme Night Visibility)は、暗所や低照度環境でも鮮明で自然なカラー映像を撮影できる技術です。

従来の監視カメラでは、照明が十分でないと白黒映像に切り替わり、色の識別が難しくなるという課題がありました。

SNVは高感度イメージセンサーと高度な画像処理アルゴリズムを組み合わせることで、低照度下でもカラー映像を維持し、夜間でも人物や対象物の識別性を高めます。

VIVOTEKの主な製品

VIVOTEKで取り扱っている主な製品についてご紹介します。

ネットワークカメラ(IPカメラ)

フルHDから4K対応、360度、PTZタイプなど幅広いモデルを展開。

夜間撮影に強い低照度技術や、AIが搭載されているネットワークカメラ(IPカメラ)では、人物や車両検出が実現可能です。

▼監視カメラの種類について-機能の違いと選び方のポイント-について
 詳しくはこちら
監視カメラの種類について-機能の違いと選び方のポイント-
ネットワークカメラ4台の画像

ネットワークビデオレコーダー(NVR)

録画・再生・遠隔管理が可能な大容量の映像記録媒体です。
VIVOTEK製カメラとの親和性が高く、シンプルかつ直感的な操作で効率的な映像管理をサポートします。

ND9442Pの画像
▼NVR(ネットワークビデオレコーダー)について 詳しくはこちらから
NVR(ネットワークビデオレコーダー)とは

アクセサリー製品

壁面・天井マウント、屋外用ハウジング、レンズ、PoEインジェクターなど、設置環境に応じた豊富なオプションを取り揃えています。

映像管理ソフトウェア(VMS)

「VAST Security Station(VSS)」はVIVOTEK純正ソフトウェアで、複数拠点のカメラを一括管理することが可能です。
AI解析との連携もスムーズで、セキュリティ運用を高度化します。

▼VIVOTEK製品一覧はこちらから
VIVOTEKのネットワークカメラ

ネットワークカメラの活用例

公共交通

例:鉄道車両内

近年、鉄道車両内での事件が増加傾向にあり、新しい鉄道車両には車載カメラの設置を義務付ける方針が検討されています。
ネットワークカメラを設置することにより、リアルタイムでの映像送信が可能です。
中でも、揺れや振動への耐性があり、電圧や光量の変化に対応できるネットワークカメラが車載カメラとして導入されています。

電車内監視カメラの画像
▼車載カメラについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。
車載カメラとは?通常の防犯カメラとの違い

▼車載向けネットワークカメラ VIVOTEK MD9560-H 詳しくはこちらから
車内での防犯に!車載向けネットワークカメラ VIVOTEK MD9560-H

商業施設

例:商業施設

商業施設では人の出入りが頻繁に行われています。

ネットワークカメラを活用した人数カウントカメラを設置することにより、店舗等での分析データの収集や顧客特性の識別に有益な、洗練された専用カメラとしてお使いいただけます。

▼商業施設の活用例 人数カウントカメラ 詳しくはこちらから
人数カウントカメラ
正確な人数分カウントの画像

施設管理

例:倉庫

倉庫では、不正防止、事故やトラブル時の記憶証拠を24時間体制で行える管理体制が求められています。
そこでネットワークカメラを導入し、AIと連携することにより、転倒や異常行動の検知、立ち入り禁止エリアへの検知などのより高度な監視機能が実装できます。

倉庫の画像

導入のメリット

VIVOTEKの製品を導入することで、高画質かつ高感度な映像監視が可能となり、AI搭載カメラによる人物や車両の自動検知・行動解析をリアルタイムで実現します。

これにより、異常の早期発見やトラブルへの迅速な対応が可能となり、施設全体の安全性が向上します。また、VIVOTEKはサイバーセキュリティにも力を入れており、データの暗号化やアクセス制御などの技術により、プライバシー保護と情報漏洩対策を両立しています。

設置面でも、PoE対応や豊富なアクセサリーにより柔軟な配線・設置が可能で、既存のネットワークやシステムとの連携もスムーズに行えます。
さらに、VIVOTEK独自の映像管理ソフトウェアやクラウドプラットフォーム「VORTEX」と組み合わせることで、効率的な運用と拡張性の高い監視システムが構築できます。

その信頼性と拡張性の高さから、商業施設、工場、教育機関、公共施設など、さまざまな現場での採用が進んでいます。

まとめ

  • VIVOTEKは台湾発のネットワーク監視カメラメーカーで、セキュリティの分野で世界的に活躍しています。
  • 「オンプレミス」「クラウド」「ハイブリッドクラウド」の3つのプラットフォームを軸に、AI映像監視ソリューションを提供しています。
  • コストパフォーマンスと柔軟なシステム構成が評価され、商業施設や公共機関で広く導入されています。

VIVOTEK製品の導入をお考えの方は、システム・ケイまでお気軽にご相談ください!

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