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シャッタースピードはビデオ撮影でも変えるの?

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基礎知識 —

こんにちは!
ネットワークカメラとIP監視カメラシステムのシステム・ケイです。

デジタルカメラの設定でよく目にする「シャッタースピード」。
静止画の撮影だと画像のブレなどに影響する設定ですが、
このシャッタースピードはビデオなど動画撮影の際にも影響するものなのでしょうか。

今回は動画撮影時のシャッタースピードについて説明します。

 

シャッタースピードの基礎知識

デジタルカメラにおけるシャッタースピードとは、カメラのシャッターが開いている時間のことです。
スピードと表現していますが速度ではありません。

カメラのシャッターが開いている間はイメージセンサーに光が当たります。

ゆっくりシャッターが閉じられる=シャッターが開いている時間が長く、
イメージセンサーに光が当たる時間が長い状態のことを「シャッタースピードが遅い」
素早くシャッターが閉じられる=シャッターが開いている時間が短く、
イメージセンサーに光が当たる時間が短い状態のことを「シャッタースピードが速い」と表現します。

静止画のシャッタースピード

静止画の撮影の場合はシャッタースピードが遅いと、
シャッターが開いている間に動いた被写体の軌跡が写り込みます。これがいわゆる「ブレ」です。
ブレた写真を失敗とする場合もありますが、ブレをうまく使うことによって躍動感を表現することもできます。

シャッタースピードが速いとそのようなブレがなく、
まるで止まっているかのように一瞬を切り取った写真になります。

動画のシャッタースピード

ビデオなどの動画では、動く被写体を滑らかに撮影するためにシャッタースピードに制限を設けています。
そのスピードは一般的には1/60秒程度。
ビデオカメラは1秒間に60回シャッターを切っていることになります。
速すぎても遅すぎてもカクカクとした不自然な動画になってしまうんです。
えっ。どうしてって思いませんか?遅すぎたなら分かるけど、速すぎてもって…。それは次の章で明らかにしますね。

 

フレームレートとシャッタースピードの関係

ビデオ撮影時のシャッタースピードの制限には「フレームレート」が関係しています。

フレームレートとは、1秒間に表示できる「コマ数」のこと。
単位はfps(Frames Per Second)で、30fps、60fpsなどと表記されます。
30fpsでは1秒間に30枚、60fpsでは1秒間に60枚の画像を表示して動画にしています。
ビデオ動画ではフレームレートが大きいほど表示できるコマ数が多く、滑らかな動きの映像となります。

※フレームレートについてはフレームレート(FPS)って何?どのくらいの値にすればいいの?の記事でも詳しくご紹介しています。

一般的なビデオカメラのフレームレートは30fpsです。
従来のフィルムカメラでは24fpsが主流で、この数値を基準としてデジタル動画を撮影している、というのが現在の相場となっています。
この30枚の画像を用意するために、ビデオカメラは1秒間に60回シャッターを切っています。

つまりシャッタースピードは1/60秒。これ以上シャッタースピードを遅くすると30枚のコマが用意できず、
カクカクとした不自然な動画になってしまうのです。

ではシャッタースピードを上げれば上げるほど滑らかな映像になるのでしょうか?
実は、速すぎるシャッタースピードには別の問題が発生します。

動画はコマ送り撮影で想像できるような「静止画の連続」からできています。
適度なシャッタースピードで撮影した動画は、1枚1枚のコマ画像に被写体の「ブレ」が写り込みます。
この「ブレ」が画像を自然につなぎ、滑らかな映像を作ります。

シャッタースピードが速すぎると、
1枚1枚のコマ画像に被写体の「ブレ」が写らず、
こちらも不自然な動画になってしまうのです。

 

動画のシャッタースピードを変更するケース

一般的なビデオ撮影では、シャッタースピードを変更することはありません。
しかし、撮影の目的によっては変更した方が目的に叶う場合もあります。

後から静止画として切り出したい場合やスロー再生が前提の動画撮影

ゴルフや野球のスイングなどを撮影して、あとで静止画・スロー再生でフォームを確認したい場合などは、1コマ1コマぶれなく写っている方が良いですよね。
この場合はシャッタースピードを速くし、できるだけブレがないように撮影します。

フリッカー対策

蛍光灯のちらつきが画面に映り込んでしまうフリッカー現象を避けるために、シャッタースピードを調整する場合もあります。

東日本エリアでは蛍光灯は1秒間に50回点滅をしています。
シャッタースピードを1/50秒、または1/100秒に設定するとフリッカー現象を防ぐことができます。
西日本では1/60秒のちらつきなので、1/60秒のシャッタースピードはちょうど良く、調整する必要はありません。

※フリッカー現象については「フリッカーってなに?蛍光灯のちらつきもフリッカーレス機能で解決!」の記事でも詳しくご紹介しています。

 

まとめ

・シャッタースピードとは、カメラのシャッターが開いてイメージセンサーに光が当たっている時間のこと。

・静止画の場合、シャッタースピードが遅いとブレが入り躍動感のある写真になり、速いと瞬間を切り取ったような写真になる。

・ビデオの場合はシャッタースピードが遅すぎても速すぎても不自然な映像になる。

・ビデオのシャッタースピードはフレームレートの数値と関係があり、一般的にはフレームレートは30fps、シャッタースピードは1/60秒程度。

・ビデオのシャッタースピードは変更する必要はあまりないが、あとから静止画として切り取りたい場合やフリッカー対策などで調整する場合もある。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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