ネットワークカメラの命名規則について〜VIVOTEK編〜
こんにちは!システム・ケイ新入社員のぱいそんです。
IPカメラの命名規則の続編、やっていきます!
今回は台湾のメーカー、VIVOTEK社からご紹介いたします。
命名規則のおさらい
前回のまとめから引用です。
- 命名規則とは読んで字の通り、名前を付ける際の規則のこと。命名規則に従って付けられた製品名称は、その製品の性能情報をぎっしり詰めた文字列です。
といった感じで、製品名称の文字や数字の一つひとつに様々な意味が込められていることを見てきました。
それでは、VIVOTEKカメラの製品名称も確認していきましょう!
VIVOTEKのカメラの命名規則も見てみよう!
こちらがVIVOTEK社の公式パンフレットです↓
嬉しいことに、日本語のパンフレットが公式HPにあります。
公式の日本語版ではありますが、ひとつひとつ触れていこうと思います。
こちらは文字の対応先が綺麗に色分けされているので、これをそのままお借りしました!
①②モデルのカテゴリIP816A-LPC-v2
カメラの形状や種類がここに表示されています。
Axisでは一文字がそれぞれ意味を持っていましたが、
VIVOTEK製品のこの部分は、二文字合わせて一つの意味を表しています。
例えばMDとMSでは同じMで始まっていますが、かたやMobile、かたやMultipleと別の意味を指すこともあるので、二文字セットで考えましょう。
Axisとは一部の用語が異なり、SD=PTZカメラ、VC=モジュラー型です。
③A/Vタイプ IP816A-LPC-v2
利用できるビデオ圧縮方式の違いを表しています。
H.264とMJPEGは共通で、MPEG-4とH.265がトレードオフとなります。
④IPカメラタイプ IP816A-LPC-v2
タイプ、とだけ聞くと「またドーム型とかボックス型とかの話?」などと思ってしまうかもしれませんが、この項目が示すのは『屋内用か屋外用か』というものです。
また、VCシリーズ(モジュラー型)の場合だとチャンネル数を表す数字になります。
⑤ビデオタイプ IP816A-LPC-v2
センサーの性能です(参考:CMOS・CCDの違い)。
3と5〜9に関しては基本的に数字が大きいほどピクセル数が多く最大解像度が高くなりますが、実は一番ピクセル数が多いのは2番になります。
つまり3が最低で2が最高。トランプの大富豪みたいですね!
その他、1はセンサーの種類がそもそも違うタイプ、4は欠番となっています。
⑥連番 IP816A-LPC-v2
ここが数字の場合は、フォーカスレンズの種類を示しています。
9番は『固定焦点レンズ』のことです。
どうやら中国語でレンズのことを『鏡頭』というらしいです(Google先生談)。
ここの文字がアルファベットの場合は、性能とは特に関係ないようです。
なお実際の製品では、0~4もあればアルファベット二文字なんていうのも出てきます。
⑦機能拡張子 IP816A-LPC-v2
Axisの④と同じ機能や性能を表したものですね。
ちなみにNの「940mm」は『940nm』の誤植のようです。
⑧バージョン拡張子 IP816A-LPC-v2
こちらもAxisと同じく、バージョン表記です。
VIVOTEKの命名規則まとめ
VIVOTEKのカメラ「IP816A-LPC-v2」という製品名からは次のようなことがわかります。
「ボックス型でビデオの圧縮方式はH.264・MPEG-4・MJPEG、屋内用IPカメラでセンサーは2.0メガピクセルのCMOSセンサーを搭載したナンバープレート画像取得機能がついたカメラVer.2」
こちらもかなりの情報量ですね!
以上をまとめると、VIVOTEKの製品名には、カメラ形状、動画圧縮方式、屋内/屋外用途、センサー性能、レンズ種類、付属機能といった情報が込められています。
まとめ
- 製品名に込められた意味やその解釈の仕方はメーカーごとに異なるので、その都度確認が必要です。
- 大まかな仕様を把握することはできますが、最新版公式パンフレットでも紹介されていない命名も多いので、やはり詳細な仕様については仕様説明を読みましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。