広く撮れるだけじゃない!広角レンズの特徴とは?

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基礎知識 —

今回は、広角レンズの特徴や活用例について解説していきます。
広角レンズは防犯カメラにも活用されており、導入を検討される際にも役立つ知識です。

広く撮れるだけじゃない!広角レンズの特徴とは?

広角レンズとは

カメラのレンズの一種で、焦点距離が35mm以下のものを指します。
広角レンズは通常、焦点距離が短く画角が広いため、広い範囲の景色や被写体を撮影するのに適しています。

焦点距離が20mm以下のものは超広角レンズと呼ばれ、さらに広い画角を持っています。
また、魚眼レンズも超広角レンズの一種で、非常に広い画角と特徴的な樽型の歪みを活かした表現が可能です。

広角レンズの特徴

広い範囲を撮影できる

広角レンズは他のレンズと比べ画角が広く、目で見るよりも広い範囲を写せるため、狭いスペースや近距離からでも広範囲の被写体を捉えることができます。

遠近感(パースペクティブ)のある撮影ができる

広角レンズを用いて撮影することで、近いものは大きく、遠いものは小さく写し出され、被写体のパースペクティブをより強調することができます。

歪みがある

広角レンズでは、画面の端に行くほど歪みが生じやすい特徴があります。これは「歪曲(わいきょく)」と呼ばれ、直線が曲がって見えたり、被写体の形が変形して見えることがあります。

歪みが気になる場合は、メインとなる被写体を画面の中央に捉えるようにするか、レンズ補正機能がカメラに搭載されている場合はそれらを用いて撮影しましょう。
ネットワークカメラの魚眼カメラの場合は、弊社の映像管理システムSK VMS によって、歪みを補正する機能もあります。

▼映像管理システムを使用したネットワークカメラの歪み補正機能の記事はこちら
【SK VMSサイト】魚眼カメラの歪み補正機能

広い範囲でピントが合いやすい

広角レンズは、被写界深度というピントを合わせられる範囲が広いという特徴があります。
そのため、距離の近い被写体からその奥にある物まではっきりと写すことができます。

▼ネットワークカメラのレンズの種類についてはこちら
レンズの種類について

広角レンズでの撮影が効果的なシーン

広角レンズで撮影した夜景
広角レンズで撮影した夜景

広大な風景などの広がりのある写真

広角レンズでは広い範囲を一度に撮影するのが一番の特徴です。
広大な景色や自然、夜景などをそのままの迫力で撮影したり、室内を広く撮影するのにも向いています。

奥行きのある建物など遠近感を強調した写真

手前が大きく、遠くなるほど小さく写り、奥行きが感じられる写真が撮影できるのも広角レンズの特徴です。
躍動感のあるダイナミックな写真も、広角レンズだからこそ表現できます。

高層ビルから見下ろした街並みなど広く撮りつつ全体にピントを合わせた写真

広角レンズは被写体を中心にピントが合う範囲が広く、全体の写真がよりボケにくいため、広く繊細な写真を撮ることができます。
さらに、広角レンズで撮影した写真の面白さのひとつである歪みを上手に使うことによって、様々な被写体をぐっと魅力的に撮影することができるようになります。

テーブルフォトの写真

他のレンズと比べ最短撮影距離が短い広角レンズは、被写体をより近くに置いて撮影することが可能なため、テーブルフォトにも向いています。
近くに置いた被写体のディテールと、インテリアなどの背景を1枚の写真に収める際にはぴったりのレンズです。

ポートレート写真

近くのものと背景を同時に写しやすい広角レンズは、ポートレートに利用できます。
主役となる人物を中央に収めることで背景との遠近感が生まれ、その人物をより強調することができます。

広角レンズを活かしたポートレート写真

イベントや集会など人が多い場面の写真

人が多く集まる場面やイベントでは、被写体を近く感じさせ臨場感を出しつつ、ステージ等の広い空間を背景に入れることができます。このため、被写体と会場の距離感を表現しやすいです。

広角レンズのデメリット

広角レンズには、被写界深度が深いことや歪みが生じやすいといった特徴があり、これらは撮影シーンによってメリットにもデメリットにもなります。
被写界深度が深いため、被写体から背景まで広い範囲にピントが合いやすく、背景を大きくぼかした撮影にはあまり向いていません。
また、広角レンズ特有の歪みによって、画面の周辺に配置された被写体は実際よりも引き伸ばされたり変形して見えたりすることがあります。特に、多くの被写体が画面いっぱいに広がる構図では、その影響が目立ちやすくなります。

広角レンズの選び方

焦点距離

広角レンズにもさまざまな焦点距離がありますが、20mmから35mmの範囲が一般的です。
必要な画角と、どのくらい近接撮影するのかを考えて選びましょう。
例えば、建築写真や風景写真では広角のほうが便利ですが、ポートレート撮影などではやや中間の焦点距離のレンズが良いこともあります。

F値

F値とはレンズの明るさを示すものです。F値が小さいほど明るく写すことができます。
夜など暗い環境での撮影が想定される場合、F値が小さいものを選ぶと良いでしょう。

広角レンズ特有の歪曲を活かした写真

防犯カメラにも広角レンズ?

広角レンズは、防犯カメラのレンズとしても利用することができます。
他のレンズよりも広い範囲を撮影できることで、カメラの台数を減らし予算を抑えることができます。
また、被写界深度の深さにより、ピントの合う範囲が広く、撮影対象が鮮明に映りやすいため、詳細を確認したい場合などにも便利です。

まとめ

  • 広角レンズとは焦点距離が35mm~20mmのレンズ
  • 広範囲の撮影が可能、遠近感の強調、歪曲が生じるといった特徴がある
  • 広大な風景、被写体と背景を合わせた撮影、被写体との距離が近い時などに最適

広角レンズを使用した防犯カメラの導入をお考えの方は、システム・ケイまでお気軽にご相談ください!

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