監視カメラの種類について-機能の違いと選び方のポイント-
こんにちは!
ネットワークカメラとIP監視カメラシステムのシステム・ケイです。
今回は、監視カメラの設置をお考えの方に向けて、種類や特長を比較しながら選び方のポイントをご紹介します。
ご自身の使い方に合ったカメラ選びのため、ぜひ当記事を参考にしてください!
カメラの形状について
ドームカメラ
それが防犯カメラであることを認識させにくい照明器具のようなデザインで、施設利用者に不快感や威圧感を感じさせないカメラです。
また、レンズ部分が外側からは見づらく、どの方向を撮っているのかわかりにくいため、死角となるスペースにも防犯効果を与えられます。
ボックスカメラ
ドームカメラとは反対に、存在感が大きくカメラ自体を視認しやすいため、不審者に対して威圧感を与え犯罪を未然に防ぐ効果を期待できます。
また、レンズの取り外しができたり、雨風や粉じんからカメラを守るためのカバーをつけることができたりと、目的や設置場所に応じたカスタマイズができることも特長のひとつです。
PTZカメラ
カメラの向きやズームなどの操作ができるカメラです。
PC画面やスマホ、コントローラーを使って操作することができ、1台で広範囲の監視が可能なので、駐車場のように開けた場所への設置に最適です!
PTZ(パンチルトズーム)カメラとは
設置環境によるカメラ選び
車載カメラ
車や電車などの振動を受けても壊れない耐久性が魅力です。
車載カメラとは?通常の防犯カメラとの違い
防爆カメラ
防爆規格に準拠したカメラです。
設置場所に合わせた性能をお選びいただく必要がある点にはご注意ください。
防爆カメラとは?設置や選び方について解説
撮影可能範囲の違いについて
魚眼(全方位)カメラ
画角が非常に広く、1枚の映像で360度を見渡すことが可能です。
全体像の把握に向いているため、コンビニなどの小売店に1台設置するだけでかなりの範囲をカバーできます。
広すぎる画角により映像に独特の歪みが生じますが、当社の映像管理システム「SK VMS」にて歪み補正が可能です。
カメラ一台で広範囲の監視が可能に!魚眼レンズ(全方位)カメラの活用方法とは
カメラの持つ機能一覧
赤外線カメラ
赤外線を照射するライトが付いていて、その赤外線の光で周囲をライトアップして撮影ができるカメラです。
全く明かりのない場所でも鮮明な映像を撮影できるので、営業時間外のオフィスや店舗の防犯用途に最適の機能です。
赤外線カメラについて、機能やメリットをご紹介!
AI機能の追加
監視カメラのシステムにAIによる画像認識機能を追加することができます。
駐車場の混雑状況の把握や、工場の生産ラインにおける省人化など、用途は多岐にわたります!
監視カメラシステムにAI機能を追加できます。「AI画像認識構築サービス」
AI画像認識ソリューション『システム・ケイAI』 トップページ
監視カメラのクラウド化
カメラ映像の録画データをクラウドサーバーに保管することで、オンラインでも映像の確認ができるようになります。
データ保存用の設備導入が不要、手持ちの端末からデータアクセスが可能、といったメリットがあります。
監視カメラ運用の利便性向上に大きく寄与できますので、ぜひ導入したい機能ですね。
監視カメラをクラウドで操作。そのメリットとデメリットについて
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サーマルカメラ
熱を検知することのできるカメラです。
身近な用途としては、非接触の体温測定がイメージしやすいですね。
その他にも建造物内に設置し火災検知としても使えるなど、様々な場面での活躍が期待できます。
新型コロナウイルス感染症拡大の対策に、非接触で体温測定する「AI顔認識サーマルカメラ」を販売しました。
モジュラーカメラ
カメラ本体とレンズ部分が別個の部品で構成されているカメラです。
狭いスペースへの設置や、カメラ自体を目立たないようにできたりと、設置場所に応じた高い拡張性が特長です。
まとめ
- 監視カメラは種類ごとに様々な特長があり、設置する場所や環境に応じたものをお選びいただくことが重要です!
- 用途によってはAIやクラウド化といった機能を追加することで、さらに便利な運用が可能です!
いかがでしたか?
監視カメラには多彩な種類や特徴があることが、お分かりいただけたことと思います。
設置場所や使用目的に合ったカメラ選びの一助となれましたら幸いです!
今回の記事に関するご質問がある方や、監視カメラの導入をご検討の方は、ご相談承りますのでシステム・ケイまでぜひお気軽にお問い合わせください!